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21000円処での底堅さを見極め  6月13日08時32分

 13日の日本株市場は、先物オプション特別清算指数算出(SQ)を控える中、日経平均の2
1000円処での強弱感が対立しそうである。12日の米国市場は、原油相場の下落が嫌気されたほか、米中貿易摩擦や香港の条例改正案を巡る抗議行動の行方を見極めたいとの思惑から弱含みの動きに。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円安の21035円。円相場は1ドル108円40銭台で推移している。

 米株安の流れから売り先行の展開となり、日経平均は心理的な支持線として意識されている21000円処での底堅さを見極めることになりそうだ。昨日はSQを控える中、225先物は
安値21120円、高値21260円での推移であり、オプション権利行使価格である21125円と21250円処での推移といった、狭いレンジでのこう着であった。このレンジを明確に上放れてくるようだと、ヘッジに伴う動きからトレンドが出てくると期待もあったが、朝方の1時間程度でトレードが終わった格好であった。

 本日は21000円を試す格好となり、権利行使価格の21000円と21125円でのレンジでの推移になりそうである。21000円を下回ってくる局面においては、やや神経質な展開になる可能性がある。また、米国ではマイクロン・テクノロジー、ウエスタンデジタル、ラムリサーチが軒並み5%を超える下落となっている。アナリストによる格下げ等が嫌気された格好であるが、ハイテク株への重石となる。一方で、これまで調整局面においてはハイテク株への買い戻しのタイミングにもなっていたため、売り一巡後の底堅さがみられてくるようだと、安心感につながりやすいだろう。

 まずは日経平均の21000円処での売り込みづらさを見極め、短期的な買い戻しによる自律反発への意識に向かうかを見極めたい。物色の流れとしては材料株についても足元で動意付いている銘柄などへは利食いが出やすいだろう。とはいえ、昨年12月の安値期日が近づいているため、需給改善を意識した材料株物色は意識しておきたい。


<AK>

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