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イベント通過後の自律反発の持続性は?  7月10日12時20分

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;21529.38;-35.77TOPIX;1566.68;-8.21

[後場の投資戦略]

 日経平均は前日と同様、円安を支えに21500円近辺で底堅さを見せる一方、上値追いの動きも鈍い。前日指摘したとおり、パウエル氏の議会証言の内容を見極めたいとの思惑が強いうえ、8日に続き10日も上場投資信託(ETF)の分配金捻出を目的とした売りが見込まれており、大方の投資家は模様眺めムードのようだ。ただ、明日になればETFからの売り一巡で需給が改善することに期待する向きもある。また米6月雇用統計は堅調な内容だったが、市場が7月利下げをほぼ確実視するなか、米連邦準備理事会(FRB)もこれに沿って「予防的利下げ」を行うとの考え方が聞かれる。パウエル氏が議会証言で緩和姿勢を大きく後退させなければサプライズとは捉えられないか。このため、これらイベントを通過した後の自律反発に期待する買いもじわりと入りそうだ。

 しかし、週後半にかけて小売企業や安川電<6506>の決算発表が控え、来週からは米企業決算の発表、また今月下旬からは国内3月期決算企業の決算発表が本格化する。工作機械受注の低迷や世界的な景況感、国内消費者心理の悪化を見ると、企業決算への期待は高まりにくい。イベント通過後の自律反発も長くは続かない可能性がある。
(小林大純)


<AK>

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