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次第にリバウンドを意識したスタンス  7月12日08時35分

 12日の日本株市場は、3連休前となるため、よりこう着感の強い相場展開になりそうだ。
11日の米国市場では、引き続きパウエルFRB議長による議会証言を受けて、利下げ期待が強まり買いが先行し、NYダウは27000ドルに乗せている。一方でナスダックは小幅に下げていることもあり、方向感は掴みづらいだろう。シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円安の21595円。円相場は1ドル108円40銭台で推移している。

 本日はオプションSQとなるが、波乱の可能性はなく、通過材料といったところであろう。日経平均は節目の21500円処での底堅さが意識される一方で、5日線に上値を抑えられており、強いトレンドは出難い。円相場は108円台半ばで落ち着いていることもあり、下に仕掛けてくる動きもなさそうだ。

 注目されていた決算では、ファーストリテ<9983>の3Q営業利益は3.7%増の2476.88億円だった。コンセンサス(2478億円程度)の範囲内であるが、株価は高値圏に位置していることもあり、やや利食い優勢といったところと考えられ、日経平均の重石になりそうだ。
また、安川電<6506>の1Q営業利益は58%減の71.86億円と、コンセンサス(90億円程度)を大きく下回っている。ネガティブ反応となりそうだが、警戒されていた通期計画は据え置いており、売り一巡後は底堅さが意識される可能性はありそうだ。

 なお、米国ではパウエルFRB議長証言によって今月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げは確実視されており、FOMCに向けてこれを織り込む流れが続きやすいだろう。これを受けた昨日の日本株の値動きをみると、薄商いとは言え底堅さが意識されており、FOMCでの波乱警戒も後退している。また、ETFの決算に伴う分配金捻出のための売り圧力がピークを通過したこともあり、次第にリバウンドを意識したスタンスになろう。


<AK>

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