株式・投資信託・ETF・退職・年金 投資に役立つ「ケイゾンマネー」

選手じゃなくて、審判になりたい!【Book】  8月01日15時02分

自分に自信があるとき、逆にないときって案外明確にわかるもの。小さなことにクヨクヨしない日があったと思えば、知らない人の悪態ひとつに反応して「もしかして…」なんて要らない不安に支配されるときもある。プレッシャーやストレスってかなり無責任な言葉。だけどたしかに生活のどこかに潜んでて、ある日ガバッと襲ってくるものだ。鉢合わせた日にだいたい良いことは起きない。

緊張感がある場面で、ここぞとばかりに踊りだす特徴もある。たとえばスポーツ。負けられない瞬間とか、大事な場面では特に元気そう。「一緒に踊ろうぜ!」なんて言って、足をガクガク震わせてくるんだから迷惑みがすごいのだ。
人間だから、勝負事でそういった状況になることは全く問題ではないし、誰だって平等。「おれ緊張しないんだよね」って口に出す人、たいてい誰よりもあがってる説だ。

でも忘れちゃいけないのは、プレッシャーやストレスと戦って結果を残そうとしている人を「ジャッジする」側にも、相当の負担があるということ。わかりやすい例だと、試験の採点やスポーツの審判。1点でも間違えば、1mmでも間違えば、非難の嵐に追いやられるのだからその実、当事者よりも冷や汗を背中にドバーっとかいているだろう。

下で支える人たちの血の滲むような努力に、基本は目がいかない。それはすごくもったいないこと。でも今日から少しだけでもそこに意識を向ければ、仮に自分が大舞台に立つことになった場合の心構えは見違えるように変化をするし、ひとつ上のステージでプレッシャーやストレスを克服するためのメンタルトレーニングを実現することができる。

もちろんその考えを走りとして、審判をはじめとしたサポートする側になりたいと目指す子どもたちが増えたら嬉しい。周りを尊敬して、準備に手を抜かず、最高のパフォーマンスを“お互いに”披露することができる場をたくさんつくれたら良い。そんなことを思う。

(実業之日本社 編集本部 鏡悠斗)

『スポーツ審判メンタル強化メソッド』村上貴聡 監修
本体価格1500円+税 実業之日本社




<HH>

 Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.

特集

「証券アナリストの調査手法とこだわり」(全6回)

「証券アナリストの調査手法とこだわり」

証券アナリストの行動パターンをご紹介!個人投資家のリスク回避術を学ぼう。

特集を読む »

おもしろ企業探検隊

おもしろ企業探検隊

平林亮子&内田まさみの「そうだ!社長に会いに行こう」ナブテスコ株式会社

特集を読む »