株式・投資信託・ETF・退職・年金 投資に役立つ「ケイゾンマネー」

業績面を意識したアンワインドの動きは継続  8月13日12時20分

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;20440.51;-244.31TOPIX;1486.62;-17.22

[後場の投資戦略]

 本日前場の東京市場では、東証1部ではSMC、新興市場ではハーモニックが減益決算ながら市場想定よりも底堅い業容が確認されたことで買い戻しの動きが優勢となっている。特にハーモニックは、前四半期比で産業用ロボット向けなど中心に増加に転じたことが好感されたようだ。設備投資需要の底打ちの兆しを確認できるような内容と捉える向きもあったものの、現状は同セクター内への物色波及の流れは確認できていない。国内のお盆休みに伴って市場参加者は限られており、薄商いの中でより値幅が出やすい地合いにも拘らず、こちらに対するアク抜けの動きは限定的とみられる。

 マクロの投資環境としても、米中貿易摩擦のほか、長期化する日韓対立やデモ活動収束の見通しの立っていない香港市場の動揺を背景に、景気減速に対する警戒感は拭えないだろう。これら問題以外にも新たにアルゼンチン大統領予備選で左派のアルベルト・フェルナンデス元首相が大勝したことで、市場ではポピュリズム(大衆迎合主義)政権復帰を警戒した通貨売りも再燃している。これらがセンチメント改善を阻んでおり、全般積極的な押し目買いを入れにくい状況であろう。とはいえ、足元でみられた全体相場下落局面においても、好業績が確認されたアドバンテスト<6857>や第一三共<4568>、バンナムHD<7832>などに対しては買い戻しの動きが観測されている。
これらは決算発表前にかけて信用売り残の積み上がっていた銘柄も多く、しっかりとした業績面を確認した後のアンワインドが続いていることから、引き続き動向に注目したい。
(雲宮 祥士)


<AK>

 Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.

特集

「証券アナリストの調査手法とこだわり」(全6回)

「証券アナリストの調査手法とこだわり」

証券アナリストの行動パターンをご紹介!個人投資家のリスク回避術を学ぼう。

特集を読む »

おもしろ企業探検隊

おもしろ企業探検隊

平林亮子&内田まさみの「そうだ!社長に会いに行こう」ナブテスコ株式会社

特集を読む »