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11日の中国本土市場概況:上海総合0.4%安で続落、白酒セクターに売り  9月11日16時58分

11日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比12.39ポイント(0.41%)安の3008.81ポイントと続落した。上海A株指数も下落し、13.03ポイント(0.41%)安の3152.05ポイントで取引を終えている。

国内景気の減速懸念がくすぶる状況。10日発表された8月の物価統計では、企業活動の目安となる生産者物価指数(PPI)が前年同月比で0.3%下落し、3年ぶりの低水準に落ち込んだことが明らかにされた。8日に発表された8月の中国貿易統計では、人民元ベースで輸出の伸びが前年同期比2.6%にとどまり、市場予想(6.3%増)を大きく下回っている。もっとも、下値は限定的。米中協議の進展や中国の政策に対する期待感が根強いほか、海外マネーの流入が相場を下支えした。中国・香港間の相互取引スキームを通じた売買では、香港経由の本土株売買が10日まで9営業日連続の大幅買い越しとなっている。

業種別では、消費関連の下げが目立つ。なかでも、白酒(中国の蒸留酒)メーカー大手の貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)は4.8%安と続落している。需要期を控え、複数の白酒メーカーが値下げ販売に乗り出したことが嫌気された。医薬品株も軒並み安。江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が3.1%、上海復星医薬集団(600196/SH)が3.0%、天士力医薬集団(600535/SH)が2.7%ずつ下落した。ハイテク株、インフラ関連株、不動産株の一角も売られている。

半面、金融株はしっかり。海通証券(600837/SH)が3.6%高、中国農業銀行(601288/SH)が1.2%高、中国太平洋保険(601601/SH)が0.7%高で引けた。

一方、外貨建てB株はまちまち。上海B株指数が0.44ポイント(0.16%)高の275.26ポイント、深センB株指数が1.00ポイント(0.10%)安の957.69ポイントで終了した。

【亜州IR】




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