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21500円台回復も先行き見極め  9月11日12時29分

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;21514.14;+122.04TOPIX;1572.83;+14.84

[後場の投資戦略]

 過度なリスク回避ムードが和らぐとともに米長期金利の上昇が続き、為替相場の円安進行と日経平均の上昇、出遅れ感のあった割安株(バリュー株)への資金シフトにつながっている。日経平均は8月1日以来、およそ1カ月ぶりに21500円台を回復。テクニカル面ではシグナルが好転し、7月高値21823.07円(25日、取引時間中)を意識した動きも出てきそうだ。銀行株などはかねてファンドが割安修正のタイミングを窺っていたようだが、米長期金利の上昇と地銀再編の思惑をきっかけに急ピッチのリバウンドを見せ、相場のけん引役となっている。

 とはいえ、こうした相場のどこまで続くか慎重に見極める必要はありそうだ。かねて債券相場の過熱感が指摘されていただけに、その修正の面が大きいとみられる。しかし米中摩擦や英国の欧州連合(EU)離脱を巡る懸念はくすぶり、来週にかけて相次ぎ開催される日米欧の金融政策決定会合後に材料出尽くし感が広がる可能性もある。
週末の先物・オプション特別清算指数(SQ)算出後の日経平均軟化を警戒する向きもあるようだ。
(小林大純)


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