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決算を材料にした日替わり的な物色に向かいやすい 11月06日08時43分

 6日の日本株市場は、前日の大幅上昇に対する反動も意識されるが、底堅い相場展開が続きそうである。5日の米国市場では、NYダウが30ドル高と小幅ながら続伸となった。トランプ政権が中国への関税措置の一部撤回を検討していることが報じられたほか、10月ISM非製造業景況指数が予想を上振れたことも好感された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円高の23335円。円相場は1ドル109円10銭台と円安に振れて推移している。

 米中の当局者らは、貿易協議の部分合意に向け一部関税の撤回を前向きに検討していると報じられており、楽観視は出来ないもののリスクオンの状態は継続しよう。また、警戒されていた10月のISM非製造業景況指数は上昇し、市場予想も上回ったことは安心感につながりそうである。為替市場ではドル円が1ドル109円台に乗せてきているほか、原油先物相場の上昇も材料視されやすいだろう。

 一方で決算発表がピークを迎えていることもあり、決算度外視での上昇は期待しづらいところであり、先物主導によるインデックス売買での底堅さは意識されるものの、前日の大幅上昇の反動もあって、大きなトレンドは出難いところである。また、決算発表がピークを迎えることから、決算を材料にした物色が強まりやすいだろうが、次第に日替わり的な物色に向かいやすいところである。

 そのため、決算評価で物色されたとしても、翌日には次の好決算企業に資金が移りやすく、資金回転が速まりやすい。模様眺めムードも強まりやすく、結果的にはインデックス売買に振らされやすい需給状況にもなりやすいだろう。

 もっとも、リスクオンの状況の中であり、先行して上昇していた銘柄へは利益確定の売りが出やすくなろうが、相対的に出遅れているセクターや銘柄へは修正リバウンドを意識した物色にも向かいやすい。依然として出遅れ感の強い中小型株などへは、修正リバウンドを意識した個別物色の流れも高まってくる可能性はありそうだ。


<AK>

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