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ソフトバンクGのアク抜け的な動きを見極め 11月07日08時37分

 7日の日本株市場は、やや利食い優勢の相場展開になりそうだ。6日の米国市場ではNYダウが0.07ドル安とわずかに下落した。米中通商協議を巡っては、米政府高官が「第1段階」の合意の署名が12月にずれ込む可能性があると報じられたことで、米中摩擦解消への期待感がやや後退した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比変わらずの23300円。円相場は1ドル108円90銭と若干円高に振れて推移している。

 また、昨日大引け後に決算を発表したソフトバンクG<9984>に関心が集まりそうである。第2四半期の営業損益は155億円の赤字(前年同期比1.4兆円悪化)に転じた。ソフトバンク・ビジョン・ファンドおよびデルタ・ファンドからの営業損失が5726億円。
第2四半期末において保有する投資の未実現評価損失(純額)5379億円となった。同社株はPTS市場で4.5%程度下落する局面もみられたほか、ADR市場では2.5%程度下げていたこともあり、日経平均の重石となる可能性はありそうだ。

 ただし、アク抜け的な流れから買い戻しの動きのほか、4000円接近では押し目買いの動きも意識されそうであり、底堅さが見られるようだと、相場全体の底堅さにもつながる可能性はありそうだ。日経平均は一先ず一服感が台頭しやすいだろうが、23000円が下支えとして意識されやすく、また、昨日の大引けにかけてみられたインデックス売買による資金流入も下支えとなりそうだ。

 その他、SOX指数は下げているが、半導体関連は引けにかけて切り返す動きがみられている。また、クアルコムは、取引終了後に7-9月期決算を発表し、売上高、1株利益ともに予想を上振れており、時間外取引で上昇して推移していることも売り込みづらくさせそうである。決算を手掛かりとした個別物色が中心になりそうであるが、日経平均の底堅さを背景に次第に割安感のある銘柄などへは見直しの動きも出てきそうである。


<AK>

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