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8日の中国本土市場概況:上海総合0.5%安で反落、銀行セクターに売り 11月08日17時06分

8日の中国本土市場は小幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比14.53ポイント(0.49%)安の2964.18ポイントと反落した。上海A株指数も下落し、15.24ポイント(0.49%)安の3105.52ポイントで取引を終えている。

銀行株の下げが重し。「経営危機に直面する地方銀行が増えるなか、中国政府は中小銀行の合併・再編を進めることを検討中」と伝わり、むしろ、潜在的な金融リスクが意識された。中国農業銀行(601288/SH)が1.4%安、中国工商銀行(601398/SH)と中国銀行(601988/SH)がそろって1.3%安などと大手行が軒並み下げている。このほか、保険・証券株、不動産株、資源・素材株、医薬品株、消費関連株などもさえない。米中通商摩擦の警戒感後退や海外マネーの流入期待などで買いが先行したものの、指数は後場に入りマイナスに転じた。中国商務部は7日引け後、「中国と米国の両国政府は、追加関税を段階的に相互撤廃する方針で一致した」と発表している。

半面、自動車株は高い。長城汽車(601633/SH)が5.7%上昇した。同社は7日引け後に10月の営業実績を発表。新車販売は5カ月連続のプラス成長を確保した。ハイテク株もしっかり。産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が4.4%高、指紋認証ICなどの深セン市匯頂科技(603160/SH)が3.5%高で引けた。海運株、発電株なども物色されている。

一方、外貨建てB株はまちまち。上海B株指数が0.68ポイント(0.26%)安の263.66ポイント、深センB株指数が3.68ポイント(0.40%)高の917.97ポイントで終了した。

なお、取引時間中に公表された今年10月の中国貿易統計では、輸出と輸入がそろって上振れ。なかでも人民元建て輸出は2.1%増加し、予想外のプラス成長に回復した。

【亜州IR】



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