株式・投資信託・ETF・退職・年金 投資に役立つ「ケイゾンマネー」

引き続き押し目買い意欲は強いと考えられる  2月18日08時20分

 18日の日本株市場はこう着感の強い相場になりそうである。17日の米国市場ではNYダウが90ドル高となる一方でナスダックは下落となった。1月の生産者物価指数(PPI)が予想を大幅に上回ったためインフレ懸念が再燃。1月の小売売上高や1月の鉱工業生産がともに予想を上回るも相場の反応は限定的だったが、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した1月下旬開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の中で金融緩和を当面維持する方針を再表明すると、ダウは上昇に転じている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比55円安の30345円。円相場は1ドル105円80銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや利食い先行の展開になりそうである。米国ではハイテク株が利食いに押されていることもあり、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の動向に振らされやすくなりそうである。足元では先物主導の売買から値動きの荒さも目立ってきていることもあり、短期的な売り仕掛けの動きには注意しておきたいところであろう。もっとも、日経平均の3万円接近の場面においては下値の堅さが意識されよう。急ピッチの上昇に対する日柄調整といった流れであり、引き続き押し目買い意欲は強いと考えられる。

 物色の流れとしては指数インパクトの大きい値がさ株の動向を睨みつつ、テーマ性のある材料株などに個人主体の資金が流入しやすいだろう。資金回転の早さから値動きは荒くなりやすいと考えられるが、需給面でのしこりは残らないとみられ、大きく調整する場面においては押し目狙いの好機となろう。脱炭素に関連した水素などの次世代エネルギー関連のほか、ビットコインに関連する銘柄への物色が活発化しており、乱高下を警戒しつつも短期値幅取り狙いの流れが強まりそうである。


<AK>

 Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.

特集

「証券アナリストの調査手法とこだわり」(全6回)

「証券アナリストの調査手法とこだわり」

証券アナリストの行動パターンをご紹介!個人投資家のリスク回避術を学ぼう。

特集を読む »

おもしろ企業探検隊

おもしろ企業探検隊

平林亮子&内田まさみの「そうだ!社長に会いに行こう」ナブテスコ株式会社

特集を読む »