日経平均は19円高でスタート、三菱商事やJR東海などが上昇 2月18日09時36分
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;30311.98;+19.79TOPIX;1962.03;+0.54
[寄り付き概況]
18日の日経平均は19.79円高の30311.98円と反発して取引を開始した。前日17日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は90.27ドル高の31613.02ドル、ナスダックは82.00ポイント安の13965.50で取引を終了した。1月の生産者物価指数(PPI)が予想を大幅に上回ったためインフレ懸念が再燃し寄り付き後、下落した。1月の小売売上高や1月の鉱工業生産がともに予想を上回るも相場の反応は限定的だったが、連邦準備制度理事会(FRB)が公表した1月下旬開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の中で金融緩和を当面維持する方針を再表明すると、ダウは上昇に転じた。引けにかけ上げ幅を拡大し史上最高値を更新して終了。ナスダックは終日軟調推移となった。
米国株式相場を受けた今日の東京株式市場は買いが先行した。国内外で新型コロナ新規感染者数が減少傾向となっていることに加え、昨日から国内で医療従事者へのワクチン接種が始まったことなどを受け、経済活動の本格的な再開に対する期待が高まり、株価支援要因となった。一方、米長期金利が高止まりしていることなどが東京市場の株価の重しとなり、また、昨日は日経平均が上昇一服となったものの、高値警戒感が引き続き意識され、利益確定売りも出やすかったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は7-13日に国内株を2週連続で買い越した。買越額は3301億円だった。今日はアクシージア<4936>がマザーズに上場した。
セクター別では、空運業、海運業、医薬品、陸運業、卸売業などが値上がり率上位、鉄鋼、その他金融業、その他製品、金属製品、非鉄金属などが値下がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、三菱商事<8058>、JR東海<9022>、OLC<4661>、NTT<9432>、コマツ<6301>、武田薬
<4502>、ファナック<6954>などが上昇。他方、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、村田製<6981>、日本電産<6594>、野村<8604>、平和堂<8276>、西松屋チェ<7545>、あさひ<3333>、ZHD<4689>などが下落している。
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