米国の電力不足問題 2月18日15時02分
報道によると、米国テキサス州における計画停電は18日以降も続くとみられており、同州の経済活動は一段と圧迫されそうだ。また、米国の原油生産は40%近く減少しているとみられており、電力不足が米国経済を圧迫するとの懸念も広がっている。
テキサス州における計画停電は大寒波も影響しているが、製油施設の閉鎖によって電力供給のすみやかな回復は難しいとの見方が多いようだ。
専門家の間からは、「エネルギー関連のインフラ施設などが全面的に復旧するのは3月中旬以降になる」との声が聞かれている。原油、天然ガスの生産減少は米国経済全体にも影響を与える可能性があることから、短期的にリスク回避的な取引が増えるとみられる。米国株高は一服し、債券利回りは全般的に低下する可能性がある。
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