株式・投資信託・ETF・退職・年金 投資に役立つ「ケイゾンマネー」

3万円固めから売られる局面においては、押し目狙いの好機  2月19日08時17分

 19日の日本株市場は利益確定の流れを意識しつつ、押し目買い意欲の強さを見極めることになりそうである。18日の米国市場ではNYダウが119ドル安だった。週次新規失業保険申請者数が予想を上回り、労働市場の回復の鈍さが嫌気されたほか、長期金利が高水準で推移していることも相場の重しとなっており、ハイテク株など割高感が意識されやすい銘柄を中心に売られた。終日軟調に推移。ただし、追加経済対策や新型コロナワクチンの普及への期待は根強く、下値は限定的となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比110円安の30120円。円相場は1ドル105円60銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、利食い優勢の展開になりそうである。シカゴ先物は安いところで29885円まで下げる場面がみられているため、戻りの鈍さが意識される場面においては、下に仕掛けてくる動きが出やすいところである。押し目買い意欲の強さを見極めつつ、3万円固めから売られる局面においては、押し目狙いの好機となる可能性は意識しておきたいところであろう。

 昨日はファーストリテ<9983>が指数を下支えする相場展開だったが、このインパクトが剥がれる可能性もあり、ファーストリテ次第では売り方にとっては仕掛けやすくなりそうである。ただし、あくまでも急ピッチの上昇に対する過熱を冷ますスピード調整と考えられる。物色の流れとしては指数インパクトの大きい値がさ株などは売り対象になりやすいところである。また、ナスダックの弱い流れから連動性が指摘されているマザーズ市場も弱含みが見込まれ、指数インパクトの大きい時価総額上位銘柄については手掛けづらくなるだろう。

 そのため、個人主体の短期資金は引き続き個別材料株のほか、テーマ性のある銘柄に向かいやすい。北米で初めてとなる暗号資産(仮想通貨)ビットコインの上場投資信託(ETF)が18日、カナダのトロント証券取引所に上場した。取引開始直後から大商いだったこともあり、仮想通貨関連などへの物色は活発化しやすいだろう。


<AK>

 Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.

特集

「証券アナリストの調査手法とこだわり」(全6回)

「証券アナリストの調査手法とこだわり」

証券アナリストの行動パターンをご紹介!個人投資家のリスク回避術を学ぼう。

特集を読む »

おもしろ企業探検隊

おもしろ企業探検隊

平林亮子&内田まさみの「そうだ!社長に会いに行こう」ナブテスコ株式会社

特集を読む »