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22日の香港市場概況:ハンセン1.1%安で反落、科技指数が5.5%下落  2月22日18時05分

週明け22日の香港市場は値下がり。主要52銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比324.90ポイント(1.06%)安の30319.83ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が213.09ポイント(1.76%)安の11893.68ポイントとそろって反落した。売買代金は3025億8800万香港ドルに拡大し、今年最大を記録している(19日は2532億8000万香港ドル)。


中国当局のネット規制が不安視される流れ。中国銀行保険監督管理委員会は20日、融資の規模や貸出金の構成比などについて新たなガイドラインを発表した。新規制は銀行によるオンライン融資の規模を抑制すると同時に、提携先プラットフォーマーの偏りを阻止する内容となっている。また、指数は今月に入ってからの上昇ピッチが早かったこともあり、売り圧力も意識された。


ただ、大きく売り込む動きはみられない。世界経済の回復期待が相場を支えている。景気先行指標とも言われる銅先物は先週、NYで約9年5カ月ぶりの高値水準を切り上げた。ハンセン指数は一時、心理的節目の31000ポイントを回復する場面もみられている。(亜州リサーチ編集部)


「ニューエコノミー」関連株が下げを主導。ITやハイテクで構成されるハンセン科技指数は5.5%安と3日続落している。組み入れウエート上位の「ATMX」銘柄では、上阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)が2.5%安、騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が3.7%安、美団(メイトゥアン:3690/HK)が5.5%安、小米集団(シャオミ・コーポレーション:1810/HK)が5.4%安で取引を終えた。アリババに関しては、上述したオンライン融資規制が傘下のマ蟻集団(アント・グループ)にとって一段の逆風となる可能性が指摘されている。


ハンセン指数の構成銘柄では、上記した銘柄群のほか、バイオ医薬品開発受託会社の薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス:2269/HK)が7.9%安、光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が5.1%安、スポーツシューズ生産・販売の安踏体育用品(ANTAスポーツ・プロダクツ:2020/HK)が4.8%安と下げが目立った。


自動車セクターもさえない。長城汽車(2333/HK)が8.5%、比亜迪(BYD:1211/HK)が3.9%、吉利汽車HD(175/HK)が3.1%、広州汽車集団(2238/HK)が2.8%、東風汽車集団(489/HK)が2.7%、華晨中国汽車HD(1114/HK)が2.5%ずつ下落した。


半面、非鉄(レアアース)関連セクターは高い。新疆新キン鉱業(3833/HK)が27.9%、江西銅業(358/HK)が15.3%、中国アルミ(チャルコ:2600/HK)が15.1%、金川集団国際資源(2362/HK)が14.5%、五鉱資源(1208/HK)が10.7%、中国稀土HD(チャイナ・レア・アース:769/HK)が9.5%、洛陽モリブデン集団(3993/HK)が6.2%ずつ上昇した。洛陽モリブデンは上場来高値を更新している。新疆新キン鉱業については、通期業績の利益が7倍に膨らむとの見通しが刺激材料だ。


石炭や石油のエネルギー関連も上げが目立っている。中国中煤能源(1898/HK)が13.3%高、エン州煤業(1171/HK)が5.6%高、中国神華能源(1088/HK)が4.2%高、中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が4.9%高、中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が1.5%高で取引を終えた。中国中煤能源が発表した1月の月次業績では、石炭販売量が前年同月比で5割増加し、5カ月連続でプラス成長している。神華能源の販売量も3割拡大した。


一方、本土市場は6日ぶり反落。主要指標の上海総合指数は、前営業日比1.45%安の3642.44ポイントで取引を終了した。消費関連株が安い。ハイテク株、医薬品株、金融株、防衛関連株なども売られた。半面、半面、素材株は高い。農業関連株、エネルギー株、海運株、不動産株、公益株、インフラ関連株の一角も買われた。

亜州リサーチ(株)




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