株式・投資信託・ETF・退職・年金 投資に役立つ「ケイゾンマネー」

航空電子、富士電機、新光電工など  4月28日15時26分

<4043> トクヤマ 2560 -234大幅反落。前日に21年3月期の決算を発表、営業利益は309億円で前期比9.8%減益、第3四半期決算時に上方修正した水準の300億円を上振れる着地に。一方、22年3月期は260億円で同15.9%の減益見通しとしている。セメント事業や電子材料事業の減益を見込んでいる。原燃料価格上昇や先行投資負担の増加が背景となっているようだ。想定外の2ケタ減益見通しをネガティブ視する動きが優勢に。

<5803> フジクラ 561 +41大幅続伸。前日に業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来の150億円から244億円、前期比7.3倍に増額修正、FPCや超多芯ケーブルなどが想定以上に底堅かったもよう。同時にタイでのFPC事業に関して減損損失153億円の計上を発表しているが、来期以降の減価償却費負担の低減に直結することで、目先の悪材料出尽くしにもつながっているもよう。

<6504> 富士電機 5260 +590大幅反発。前日に21年3月期の決算を発表、営業利益は486億円で前期比14.3%増益、コンセンサスを60億円程度上振れる着地になった。また、22年3月期は600億円で同23.5%増益の見通し、期初から市場予想を30億円程度上振れている。1-3月期のパワー半導体受注なども好調であった。今期の為替前提は1ドル=102円と保守的な想定であり、一段の上振れの可能性なども意識されているようだ。

<4062> イビデン 5440 +390大幅反発。前日に21年3月期決算を発表、営業利益は386億円で前期比96.3%増、従来計画の355億円を上回った。一方、22年3月期は450億円で同16.5%増を見込む。コンセンサスを40億円程度下回るが、FCパッケージの需給動向からは保守的との見方が多い。また、FCパッケージの新工場建設を発表、総投資額は1800億円。今後の需要拡大を睨んだ動きとみられ、先行きへの期待感につながった。

<6971> 京セラ 6772 -393大幅反落。前日に21年3月期決算を発表、営業利益は706億円で前期比29.5%減となり、従来計画の750億円を下回る着地になった。また、22年3月期は1170億円で同65.6%増益の見通し、市場予想を80億円程度下回る。新規事業や研究開発投資の増加、増産投資に伴う減価償却費の増加などが市場想定比下振れの要因とみられる。実績や見通しの想定比下振れがストレートにマイナス視されているもよう。

<3092> ZOZO 3775 +270大幅続伸。前日に21年3月期決算を発表。営業利益は441億円で前期比58.3%増となり、市場予想を15億円程度上振れた。PayPayモールの拡大などで商品取扱高が大きく伸びた。22年3月期は478億円で同8.3%増を見込む。ほぼ市場予想水準となっている。
順調な決算動向に加えて、ZOZOCOSMEの早期拡大や配当性向50%への引き上げ方針などが説明会で示され、評価の高まる展開になった。

<6807> 航空電子 1940 +252大幅反発。前日に21年3月期決算を発表、営業利益は87億円で前期比37.9%減となり、市場予想を15億円程度上回った。年間配当金も20円から25円に増額。22年3月期は155億円で同78.0%増と大幅増益を見込み、市場予想を10億円程度上振れる。また、5カ年の中期計画を発表、26年3月期経常利益は300億円を計画、コロナ前20年3月期の2倍以上の水準で、非常にアグレッシブな計画が好感された。

<6967> 新光電工 3585 +360大幅反発。前日に21年3月期の決算を発表、営業利益は233億円で前期比7.2倍となったが、先に上方修正を発表済み。一方、22年3月期は334億円で同43.2%増と連続大幅増益見通しに。市場予想を15億円程度上回る水準となっている。主力のFCパッケージやリードフレームが足元の業績改善を牽引する形に。今期は為替前提が保守的であるなど、一段の業績上振れなども想定される状況とみられる。

<6954> ファナック 25930 +515大幅反発。前日に21年3月期決算を発表、営業利益は1125億円で前期比27.4%増となった。一方、22年3月期は1484億円で同31.9%増を見込み、コンセンサスを500億円強下回るもよう。ただ、1-3月期受注高は中国を中心に想定を上回る大幅増となるなど、計画は保守的過ぎると捉えられたようだ。250万株、500億円を上限とする自社株買いの実施を発表していることも下支えに。

<6754> アンリツ 2207 -179大幅反落。前日に21年3月期決算を発表、営業利益は197億円で前期比12.9%増、市場予想通りの着地となった。一方、22年3月期は205億円で同4.3%増益の見通しで、市場予想を20億円程度下回っている。また、24年3月期までの中期計画を発表しているが、最終年度の営業利益は270億円を見込んでいる。市場の想定水準は300億円程度であったとみられ、先行きの高い成長期待はやや後退する状況のようだ。

<ST>

 Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.

特集

「証券アナリストの調査手法とこだわり」(全6回)

「証券アナリストの調査手法とこだわり」

証券アナリストの行動パターンをご紹介!個人投資家のリスク回避術を学ぼう。

特集を読む »

おもしろ企業探検隊

おもしろ企業探検隊

平林亮子&内田まさみの「そうだ!社長に会いに行こう」ナブテスコ株式会社

特集を読む »