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お金と幸せについて考えることが資産運用の始まり

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お金と幸せについて考えるFP

私のファイナンシャルプランナーとしての信条は「お金と幸せについて考える」です。Fanet等でも公的年金制度の理解、自助努力による老後資産形成手法、資産運用のあり方などのコラムを書いたり講演をしていますが、すべて「お金と幸せ」の問題で悩む人の手助けをしたいと考えています。

しかし、私が「お金と幸せについて考えるFPです」というと、たいていの人が怪訝な顔をします。初めての人には警戒されることもあります。安易に使うと「あ、宗教の人だった?」と誤解されることもあるほどです。

私たちは「幸せ」について語ることが苦手のようです。しかし、お金と幸せは無関係の問題であると思い込むのはとても愚かなことです。なぜなら、お金は生々しいほどに生活と幸せに結びついているからです。


お金で幸せは買えないが、幸せにお金は必要である

もちろん、お金があればなんでも幸せを買えるわけではありません。好きな女性に背伸びをして高いものを買ってあげたり、自分のために無理をして欲しいものを買ったとしてもてもその喜びは一瞬です。長い目で見て幸せを買うことはお金だけではできません。長期にわたって幸せを得るためには、お金以外の努力が必要になってきます。幸せは心の問題でもあるからです。

しかし、人はお金がなければ生きていけませんし、人生において幸せを手にするためにお金を必要とする瞬間が何度かやってきます。矛盾するようですが幸せにはやはりお金が必要なのです。

結婚をするときや子どもが生まれるとき、まとまったお金が必要になります。家を買おうとするとき(そしてその家を自分のものとするためローンの返済をするとき)、これもまとまった資金が必要です。子の希望する進路を実現するために学費を負担しなければならないとき、お金の問題はまさに子の幸せとつながります。そして、老後を楽しくすごそうとするとき、必要なお金がなければ、夢の一部をあきらめることになります。

いずれも幸せの実現にあたってお金が必要となります。お金がなければないなりに幸せは得られますが、幸せを制約する要素として「資金の有無や量」が人生において何度か問題となってくるのです。

特に年をとるほどに、その必要額は高まります。若いうちなら2人で貧乏暮らしも楽しめますが、40歳で同じようにはいきません。さらに60歳を過ぎたとき、貯金ゼロ、6畳一間暮らしで年金もごくわずかとなれば幸福を感じるのは難しいでしょう。


お金と幸せについて考えることが資産運用の始まり

公的年金制度の知識と資産運用のスキルは一見すると無関係に思えるかもしれません。しかし、どちらも「お金と幸せ」につながってくる必要な知識だと私は考えています。団塊世代やバブル世代のように、「目の前を精一杯駆け抜ければよい」という時代は終わりました。団塊ジュニア世代以降(おおむね40歳以下)からすると、今のことと将来のことを同時に視野に入れて行動していなかければなりません。

お金と幸せについて考えることで、「いくら幸せのためにお金が必要か」「いつまでに必要か」「そのためにどう準備するか」を考えることになります。実はすべて個人的な問題ですから、ゴールも金額も当然に異なってきます。平均的なモデルは実は検討のスタートラインに立つための情報であり、それを参考にしながらひとりひとりの幸せを検討することこそが重要なのです。そして、お金と幸せについて考えるほど、実は資産運用の必要性も見えてきます。私たちはマネーゲームのためだけに運用をするのではなく、自分自身の幸せを得るために資産運用を行うのです。そう考えれば、リスク管理の必要性も理解でき、商品選択のあり方も自ずと定まってきます。

お金と幸せについて、もっと向き合ってみてはどうでしょうか。


山崎 俊輔(やまさき しゅんすけ)プロフィール
過去コラム一覧


1972年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。AFP、消費生活アドバイザー、1級DCプランナー。
企業年金研究所、FP総研を経て独立。商工会議所年金教育センター主任研究員、企業年金連合会調査役DC担当など歴任。退職金・企業年金制度と投資教育が専門。
論文「個人の老後資産形成を実現可能とするための、退職給付制度の視点からの検討と提言」にて、第5回FP学会賞優秀論文賞を受賞。近著に『お金の知恵は45歳までに身につけなさい』(青春出版社)。日経新聞電子版「20代から始める バラ色老後のデザイン術」など連載多数。
投資教育家として、twitterでも4年以上にわたり毎日「FPお金の知恵」を配信するなど、若い世代のためのマネープランに関する啓発にも取り組んでいる(@yam_syun)。


ホームページ: http://financialwisdom.jp

掲載日:2013年8月20日

 
 
    

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