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資産運用で成果が出ないのは、努力の方法が間違っているから

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資産運用に時間をかけているにも関わらず、なかなか成果が出ない人がいます。逆に、そんなに時間をかけていないのに、着実に資産を増やしている人もいます。その違いはどこにあるのでしょうか。

それは、自分が努力をする方法が間違っているからだと思います。

例えば、個人投資家が、週末に時間をかけて日本株の銘柄分析をしても、結局投資した銘柄がインデックスよりも低いリターンに終われば、その時間は無駄になってしまいます。むしろやらない方が良いということになってしまうのです。

あるいはFXのデイトレードに挑戦して、1日中画面に張り付いて売買をして、10時間で1万円の収益だとすれば、時給はわずか1,000円です。プラスになることが保証されていない投資のリターンをしては割に合わない数字ではないでしょうか。

一方で、インデックスファンドを使って、資産を分散させながら積立投資をしているような長期投資家は、投資にかける時間は極めて少なくなります。資産配分比率さえ決めてしまえば、後は毎月の積立を自動で行うサービスを使うことができます。

これを使って資産形成していけば、資産運用に時間をかけるのは、3カ月に1回の資産のチェック(モニタリング)だけで充分です。そして、資産全体の比率を再度見直すリバランスを年に1回やれば良いだけですから、投資にかかる時間は年間で1時間もありません。

資産運用にはインデックス運用とアクティブ運用の2つの運用手法がありますが、自分で銘柄を選択するアクティブ運用は、時間とコストがかかります。しかし、自分で銘柄を選択したからと言って、市場平均を上回る運用成果を出すのは簡単ではないのです。

インデックス運用なら、運用対象はインデックスによって決まっていますから、自分で銘柄選択する必要はありません。資産配分の比率を決めてしまえば、後はインデックスファンドを積立てるだけで運用ができるのです。

運用コストを見てもインデックスファンドの方がアクティブファンドより低コストになっており、その分同じ運用成果でも、コスト差引後のリターンは高くなるのです。プロが運用しているアクティブファンドでも、インデックスを上回るものは半分程度です。個人投資家が自ら銘柄選択しても、なかなかインデックスには勝てないのが現実なのです。

であれば、時間もかからず、コストも安いインデックスファンドを使った運用をすべきではないでしょうか?

投資で成果が出ないと言っている人は、自分の時間をどこに使っているのかもう一度見直してみましょう。

内藤 忍(ないとう しのぶ)プロフィール
過去コラム一覧


株式会社資産デザイン研究所代表取締役社長

一般社団法人海外資産運用教育協会代表理事

1964年生まれ。
1982年 東京大学文科2類に入学。
1986年 東京大学経済学部卒。大学卒業後、住友信託銀行に入社。東京中央支店に配属。
      2年目から資金為替部で為替ディーリング業務を担当。
1989年 社内留学生制度で、MITスローン・スクール・オブ・マネジメントで留学。
      MBA取得。帰国後、市場金融部、企画部、総合資金部で資産運用業務を担当。
1997年 住友信託銀行を退社。
      英系資産運用会社のシュローダー投信投資顧問
株式会社に入社。
      ファンドマネージャーとして債券とグローバル・アセット・アロケーションを担当。
1999年 株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)に入社。商品開発、資産設計
      などを担当。
2004年 個人向け投資商品企画・運営会社であるマネックス・オルタナティブ・インベスト
      メンツ株式会社代表取締役に就任。
2005年 株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長に就任。
2011年 クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクター。
2013年 株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。
       一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。

主な著書に、シリーズ12万部を超えるベストセラーとなった「内藤忍の資産設計塾」シリーズ(自由国民社)、「60歳までに1億円つくる術」(幻冬舎)、「「好き」を極める仕事術」(講談社)、「丸の内朝大学マネーの教科書」(朝日新聞出版)、「内藤忍の投資手帳」(ディスカヴァー21)、貯金が1000万円になったら資産運用を考えなさい!」(ディスカヴァー21)など多数。

公益社団法人日本証券業協会証券検定会員。 


掲載日:2014年3
月27

 
 
    

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