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おひとりさま時代の新たなサービス

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「おひとり様」といっても、離婚してそうなったのではなく、生涯独身を貫く人が増えています。生涯未婚率といって、50歳になった時点で一度も結婚をしたことがない人の割合を示す数字を見ると、特に80年代のバブル経済が崩壊して以降の上昇率には、驚愕せざるを得ません。

ちなみに、男女の生涯未婚率の推移を見ると、次のようになります。

1960年・・・・・・男性=1.26% 女性=1.88%
1970年・・・・・・男性=1.70% 女性=3.34%
1980年・・・・・・男性=2.60% 女性=4.45%
1990年・・・・・・男性=5.57% 女性=4.33%
2000年・・・・・・男性=12.57% 女性=5.82%
2010年・・・・・・男性=20.14% 女性=10.61%

そして、この2010年の国勢調査で20代前半だった人が50歳に達した時、生涯未婚率は男性が35%、女性が27%にまで跳ね上がるという推計値が発表されています。
「こりゃ、日本の人口も減るはずだわ・・・・・・」と、将来を憂う気持ちが先に立つところですが、ここに大きなマーケットがあるのもまた事実です。

何しろ、おひとり様は可処分所得が高い。子供の教育費がかからないので、稼いだお金は基本、すべて自分のために使うことができます。

すでに、おひとり様に焦点を当てたサービスを提供する企業も出てきました。
たとえば「OFFICE DE YASAI」。株式会社コンペイトウというところが企画・運営しているもので、「オフィスグリコ」の野菜版です。一人で食べられるサイズの野菜が、生産者から直接、オフィスに届けられ、社員は仕事をしながら、あるいはランチタイムなどに野菜補給が出来るというサービスです。

おひとり様は、どうしても栄養バランスを崩しがち。社員が健康でなければ、ビジネスだってうまく行かなくなる。会社としても大きな問題です。そこで企業が福利厚生の一環として、「OFFICE DE YASAI」を契約し、社員に野菜をたくさん摂取してもらおうというのです。これも、企業にとってはリスク管理の一環ということなのでしょう。

また、おひとり様は旅行に行く時も、一人でツアーに参加したりします。もちろん、それでも構わないからそうしているのだと思いますが、同好の士がいれば最も面白くなるのは言うまでもないでしょう。

で、生まれたサービスが「トリッピース」という会社。一人のユーザーが旅の企画を立て、それをサイト上にアップします。すると、そのプランに共感したユーザーが集まり、皆で旅のプランを作っていきます。そして、プランが具体化したら、トリッピースと提携している旅行代理店が、その企画をベースにしたツアーを組み立ててくれるのです。

家族でもない、友人でもない、そのプランを通じて知り合った人たちと、新しい人間関係を築くきっかけにもなります。

商品やサービスを企画していくうえで、これからは「おひとり様」が有力なキーワードになりそうです。

日野 佳恵子(ひの かえこ)プロフィール
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株式会社ハー・ストーリィ代表取締役

島根県生まれ。 広島市でタウン誌の編集長、広告代理店プランナーを経て、1990年に、さとうみどり(現:ハーストーリィプラス 代表取締役)と2人で創業。 女性マーケティングのパイオニア企業として注目を集める。

全国に女性を中心とした10万人のネットワークを持ち、女性マーケティングの成功は、『関わりと巻き込み』にある、という持論の元、 企業・女性との3者共働型で実践する「クチコミュニティ・マーケティング」を開発。 ※「クチコミュニティ」は、ハー・ストーリィの登録商標です。

創業から20年目を迎えた2010年SNS「暮らしの根っこ」を立ち上げ。 時代の変化に対応した女性マーケティング事業を目指し、これからのライフワークとして取り組んでいる。 「女性」をキーワードにした講演・執筆・取材依頼は年間100本を越える。

株式会社ハー・ストーリィ


掲載日:2014年6月5日

 
 
    

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