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『夏至祭』

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月日の経つのは早いもので、もう半月もすると今年も上半期が終わります。そして、来週21日は夏至、北半球では太陽の高度が最も高くなる日です。一年で昼間が一番長くなり、高緯度の地域では、特に北極圏では白夜の季節です。
そして、ちょっと早い夏休みをいただいて、今年の夏至はアイスランドで迎える予定です。スカンジナビア諸国をはじめ欧州の高緯度国には、夏至祭という、お祝い行事があるようなので訪れる予定です。冬の欧州に行かれた方はご存知の通り、特に高緯度国は、南の国である日本からすると、非情に厳しく感じます。その冬の対極にあたる夏至、祝いたくもなるのでしょう。残念ながら、アイスランドではスウェーデン等のスカンジナビア諸国と違ってメジャーなものではないようですが(Lonely Planet Icelandによる)。

アイスランドに関心を寄せたきっかけは、高校生のとき読んだ岩波新書だったと思います。著者名は忘れましたが、新しい地球観というようなタイトルでした。ウェゲナーの大陸移動説が取り上げられ、現在の北アメリカ大陸とユーラシア大陸が2つに分かれるのですが、その中間点で地上に現れているのがアイスランドだったと思います。アイスランドが火と氷の国といわれる由縁です。ホットスポットともいわれるようですが。

アイスランドは、面積10万3千キロ平方メートル、人口約32万人。1944年デンマークから独立した新しくて、そして歴史のある国です。北欧5カ国のひとつですから、先祖はバイキングで、イングランドのマグナカルタよりも古い市民憲章があるようですが。
人口一人当たりの購買力平価GDPは、2013年数値で約41,000米ドル。世界ランキングは14位で日本の22位より上位です。最近、発表されたスイスのビジネススクールIMDによる国際競争力ランキングでは日本は21位で順位を上げたそうですが、アイスランドは25位。ご存知方も多いと思いますが、2008年のリーマンショック以前は、一人当たりのGDPでも、国際競争力ランキングでもトップクラスの国でした。ところが、リーマンショック以後、経済メルトダウンが引き起こり、世界ランキングを大きく下げてしまいます。もちろん、通貨も暴落するわけですが、IMFや北欧各国からの支援も受け入れざるをえなかったようです。しかし、30万人を少し超える国にこんな経済的な元気があったわけで、それは今もあると思うのですが。
百聞は一見にしかず。まずは、現地訪問から。

もう1点関心を持っているのが、北極海航路です。もう14年前に「東アジアとヨーロッパを結ぶ最短の海の道」として取り上げられていたからです。地図帳の平面の地図を見ているかぎり、北極海航路がどのようなものがイメージしにくいのですが、地球儀でみるとよく分かります。見ようによっては、北極海が内海に見えてきます。これまでは氷に覆われた内海でしたが、季節限定といわれますが、最短であることにかわりはありません。本当は、北極点を目指すクルーズに乗ってみたいのですが、これはさすがに高額クルーズになります。北極点を目指すツアーの代金は400万円、実際は500万円近くかかるようなのであきらめました。
しかし、北極海に近づくため、アクセスの容易なアラスカのバロー岬、スパールバル諸島のスピッツベルゲン島には行ってみたいと思っています。機会があれば、ご報告したいと思います。

井戸 美枝(いど みえ)プロフィール
過去コラム一覧

CFP®、社会保険労務士。
社会保障審議会 企業年金部会委員

生活に身近な経済問題をはじめ、年金・社会保障問題を専門とし、経済エッセイストとして活動。人生の神髄はシンプルライフにあると信じる。

著書
世界一やさしい年金の本』(東洋経済新報社)『お金が貯まる人と、なぜか貯まらない人の習慣』(明日香出版社)など多数。

近著『人気セミナー講師・いどみえ先生の 社会保険がやさしくわかる本』(日本実業出版社)

井戸 美枝ホームページ


掲載日:2014年6月13日

 
 
    

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