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個人投資家の利便性が大きく向上。TOPIX先物の相対的な優位性に注目集まる ‐ 東証「TOPIX先物」が進化した! - 先物・オプション

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先物・オプション [ 東証デリバティブ市場が変わる! ]

東証「TOPIX先物」が進化した!【第1回 カブドットコム証券(1)】

個人投資家の利便性が大きく向上。TOPIX先物の相対的な優位性に注目集まる

東京証券取引所(東証)のTOPIX先物/ミニTOPIX先物が11月21日から大きく拡充する。「Tdex+」という新しい先物・オプション取引システムに移行することによるもので、取引時間の拡大や受発注の反応スピードの高速化、マーケットメイカー制度導入による流動性の向上などが期待される。その効果は個人投資家に、どんなメリットをもたらすのか。従来からTOPIX先物取引を取扱ってきたカブドットコム証券の臼田琢美・執行役営業本部長と、田中空見子・投資情報室投資アドバイザーに、2回にわたって解説していただく。


 

■取引時間の拡大や流動性の向上などに期待

東証の新しい先物取引システム「Tdex+」が稼動して、TOPIX先物/ミニTOPIX先物の取引のサービスが大きく拡充されます。取扱い証券会社として、どのように評価していますか。


カブドットコム証券投資情報室
投資アドバイザー田中空見子氏

臼田氏:

世界でも最先端の取引システムになったといえます。取引時間の拡大や流動性の向上など、個人投資家にとってメリットは多いでしょう。株価指数先物取引としては、取引高や取引参加者数などで日経225先物が先んじていた感がありますが、今回のサービス拡充でTOPIX先物/ミニTOPIX先物の相対的な優位性が改めてクローズアップされるのではないでしょうか。


田中氏:

先物取引を好むお客さまには、デイトレードでの約定スピードを重視している方が多くいます。複数の証券会社で口座をもちながら、スピードや発注条件について最適なものを選んで発注するのが一般的です。これまでTOPIX先物は主要ネット証券では当社しか取扱っていませんでしたので、このようなプロセスをとることができませんでした。他社も取扱いを始めたことで、よりTOPIX先物が取引しやすくなったのではないでしょうか。

それに、2011年2月に大証のJ-GATEが稼動してからは、それと東証のシステム仕様や機能の面で異なっている部分が多くあり、当社のお客さまの中にもやや戸惑っていた方が見受けられました。今回の東証の制度変更で、そういったお客さまの戸惑いも解消できそうですね。

 

■夜間取引が23:30まで延長、前場「引け」と後場「寄り付き」は残る

取引時間が延長されます。特に夜間取引が23:30まで延長されることで、サラリーマンが帰宅後に自宅でゆっくり取引できるようになります。

臼田氏:

相場が動いているのは、現在はほとんど夜間ですからね。投資家が取引できる時間が延びるのはありがたいこと。今後ももっと伸びていくことに期待したいですね。

田中氏:

特筆すべきは、日経225先物とは違って、10分間の昼休みを残してあって、前場の「引け」と後場の「寄り付き」が存在することです。テクニカル投資を含めて、この節目を重視して取引しているお客さまは思ったより多いのです。「寄りと引けはどうなるの?」というお問い合わせも多い。あえて残していると思うのですが、投資の利便性という意味で評価したいポイントです。


誤発注防止機能(呼値可能値幅)を新たに導入

臼田氏:

これまでの特別気配制度を廃止して、新たに誤発注防止機能(呼値可能値幅)を導入したことは、投資家保護の観点で大きな意味をもつと思います。

田中氏:

直近の約定値段などから大きく離れた水準で発注された注文をそもそも受け付けない仕組みですね。TOPIX先物/ミニTOPIX先物の値幅の設定値は時間ごとに決まっていて、注文受付時間では基準となる値段の上下75ポイント、立会時間とクロージング・オークションでは同じく10ポイントになっています(*1)。それ以上値段が離れた注文は受け付けられません。


カブドットコム証券執行役営業本部長
臼田琢美氏

臼田氏:

東日本大震災の直後に株価指数先物などが大きく値下がりし、巨額の損失を被った投資家が続出したのは記憶に新しいところです。今回、新たに導入される誤発注防止機能(呼値可能値幅)は、投資家も証券会社も安心できる仕組みといえます。すべての投資家が公平な条件のもとで市場に参加できるという点で注目に値します。他のデリバティブ取引も参考にしてほしいですね。


田中氏:

従来からの特色ですが、TOPIX先物/ミニTOPIXは証拠金が相対的に安いですね。最低証拠金は2011年10月19日現在、TOPIX先物が21万円で日経225先物が27万円(*2)です(ミニはその10分の1)。また、大証の10月18日付けの発表によると証拠金算出方法の見直しを予定しており、11月14日からは40万円程度になるようで、TOPIX先物の証拠金が相対的にさらに安くなります。証拠金が安いと、お客さまは資金を効率よく運用することができます。よりアクティブな投資を行うお客さまにとっては非常に魅力的だと思います。



(*1)値幅の設定値は価格水準によっても変化する。上記の数値は、価格水準が750ポイント~1,000ポイントの場合。
(*2)必要になる証拠金総額は証券会社によって異なる

Fanet MoneyLife(掲載日:2011年10月31日)

 
   
    

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