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【第3回】新Tdex+稼働で世界水準のシステム能力を備え、新たなスタートラインに立つ。 - 先物・オプション

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先物・オプション [ 東証デリバティブ市場が変わる! ]

【第3回】

新Tdex+稼働で世界水準のシステム能力を備え、新たなスタートラインに立つ。

東京証券取引所は11月21日、デリバティブ市場の活性化に大きく貢献することが期待される新売買システム「Tdex+システム」の運用を開始いたしました。記念式典で斉藤惇・東証社長は、先物取引の高速化について「スピードも正確性も、ようやくこれで世界の最高水準で競争できる」と話し、投資家へ幅広い利用を呼びかけた。

式典には全日本女子バレーボール代表でセッターの竹下佳江選手がスペシャルゲストとして登場。竹下選手はTdex+について「俊敏な判断から正確なトスをアタッカーに送る自分のプレーに通じるものがある」とエールを送った。



新デリバティブ売買システムTdex+ ローンチ・セレモニー
東京証券取引所斉藤惇社長(右)と竹下佳江選手(左)

新システムの稼働で新たなスタートラインに立った東証。デリバティブ(金融派生商品)マーケットの強化への取り組みや制度の見直し、今後の戦略について、飯村修也・派生商品部長に聞いた。


東証は、今回のデリバティブ市場の拡充をどのように位置づけているか。


東京証券取引所派生商品部
部長 飯村修也氏

飯村氏:

ここ数年、東証の中期経営計画ではデリバティブ市場の強化を一貫した目標に挙げている。世界の取引所ではデリバティブ市場の強さが取引所としての企業価値を左右する大きな要因になっている。今回のシステム刷新によりデリバティブ市場拡充の基礎となる流動性を向上に努め、個人投資家の市場参加を促すシステムの強化や制度の見直しを行った。デリバティブ取引の流動性向上は、現物株のリスクコントロールを改善し、結果的に市場全体の資産運用を効率化すると考えている。


制度の見直しやシステム強化の具体的な内容は。

飯村氏:

デリバティブはどんなに商品性が優れていても流動性がなければ投資家から評価されない。今回先物取引のシステムをTdex+システムに移行できたことで、世界の主要取引所と見劣りしないシステム能力を備えることができた。今回ミニ先物に導入したマーケットメイカー制度には多くの金融機関から参加を得ることができた。取引時間の拡大、流動性の向上により、マーケットの活性化を期待している。

個人投資家を呼び込む施策はどのようなものか。

飯村氏:

個人投資家のデリバティブ取引は圧倒的にオンライン証券を通じた参加であるため、TOPIX先物をはじめとするデリバティブ商品を取り扱うオンライン証券の数を増やすことで間口を広げた。また、FX取引と同様にデリバティブでも個人の夜間取引ニーズが高まっていることに対応し、取引時間を23時30分まで延長することも併せて実現した。さらに、このように利便性が向上したことを積極的にアピールし、さらなる普及に努める。デリバティブ商品の取り扱いが未対応のオンライン証券には引き続き働きかけを継続するほか、夜間取引のさらなる時間延長も考慮していく。


投資家層の裾野をさらに広げるポイントはどこにあるか。

飯村氏:

東証ではTOPIX先物、国債先物のほかにも、REITや配当の指数先物を対象とした商品など幅広いデリバティブ商品をそろえている。そのような商品についてもぜひ注目していただきたい。さらに、個人についてもオンライン証券経由の投資家だけでなく、例えば対面販売の証券会社であれば株式取引の経験が長い投資家に対してかぶオプ(有価証券オプション)との組み合わせを提案するといった方法もあると考えている。


投資家に向けたメッセージをお願いします。

飯村氏:

様々な投資判断を持った投資家が数多く集まることで、より効率的で適正な価格形成ができると考えている。株式取引のグローバル化を考慮すれば、国内外の投資家から投資資金を呼び込む必要があるし、海外の証券取引所との競争も避けられない。東証はTdex+の稼働によるシステム強化や制度の変更などを通じて投資家が利用しやすい環境を整備する役割を担う。投資家とともに世界にアタックする取引所を目指している。


Fanet MoneyLife(掲載日:2011年12月05日)

 
   
    

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