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【第10回】シングルの公的年金は?シングルの老後準備について考える(後編) - 退職・年金ナビ

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退職・年金ナビ [ 備えよ!老後のお金 20~30代の公的年金入門 ]

【第10回】

シングルの公的年金は?シングルの老後準備について考える(後編)

シングルの老後への心構えはどうあるべきか

シングルライフには「楽になるところ」と「もっと準備が必要なところ」の二面があります。
まず、楽になるところを考えてみます。これは文字通り「自分の身ひとつ」であることです。配偶者が専業主婦である場合、男性には2人分を自分が稼がなければ、というようなプレッシャーがありますが、こういう心配もありません。子どももいないとすれば、育児・教育に要する費用がまったくかかりません。これも2,000万円近い出費と考えられますので、コストとして考えれば素直に負担軽減と考えることができます。
しかし、もっと準備が必要な点も多々あります。自分の「今」の生活をやりくりするだけではなく、自分の「未来」の生活もやりくりする準備を考えなければならないということです。
前編でシングルの国の年金水準を見てきましたが、これでは老後の生活は大変そうだ、というのが正直な感想でしょう。正社員でそれなりの年収であった場合は他の条件より多い年金額になりますが、特に国民年金だけの場合は「この年金額では十分に暮らしていけない」と感じるはずです。
であれば、今の収入の一部を、今の生活だけではなく、老後のための資産形成に回していく必要があります。
また、自営業者やパート・アルバイトの人たち、また多くの派遣社員は、退職金をもらえませんので、老後資産形成にもっと必死になる必要があります。正社員の場合はまとまったお金を会社が退職時に支給することが多く、これが老後の生活費に役立つのですが、そういう準備も自分で考える必要があるわけです。
「毎月の収入も高くないのに退職金や年金額でも差がつくのはズルい!」と思うのであれば、今の仕事をしつつ正社員への転職努力を続けることも必要です。貯金をがんばるのと同時並行で行えば、ぐっと状況が改善します(老後の準備だけでなく、目の前の生活も余裕が出てくる)。
正社員になるチャンスは狭い門かもしれませんが、あきらめずチャレンジしていきましょう(なお、今の会社が正社員登用してくれるチャンスが低い場合はあまり期待せず、外に正社員採用の機会を求めたほうがいいでしょう)。

シングルはシングルであることを経済的リスクと考える

シングルは「自分の老後」もすべてシングル」
シングルライフはとても気が楽です。ライフスタイルとしてシングルでの一生を選択することもあるでしょう。
しかしシングルであるからこそ、準備を考えるべきテーマは全部自分で責任を負わなければなりません。
家を買うことも自分で決断して自分で返済をして「ついのすみか」を確保する必要があります。ひとりっこなら親の家を相続する可能性もありますが、相続税を払えなければ家を手放さざるをえないことになります。
また、介護についても自分で「自分の介護」をまかなわなければなりません。サービスを利用すればその分お金がかかります。
自分の長い老後を自分で責任を持たなければならない、ということをしっかり自覚して老後に備えたいものです。
執筆:フィナンシャル・ウィズダム代表 ファイナンシャル・プランナー/山崎俊輔
掲載日:2012年月07月17日



 
   
    

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