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【第15回】自営業者の年金準備について(前編) - 退職・年金ナビ

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退職・年金ナビ [ 備えよ!老後のお金 20~30代の公的年金入門 ]

【第15回】

自営業者の年金準備について(前編)

自営業者は国民年金に加入しなければならない

今回は自営業者の年金について考えてみます。自営業者というと、八百屋や酒屋のような個人商店を思い浮かべる人がいるかもしれませんが、ここでいうのは「厚生年金に入っていない人」です。個人事業主はもちろん、家族数人でやっている会社の社長(厚生年金に入っていないことがある)、正社員ではなくスタッフとして契約している人、フリーランス、ノマドワーカーなど、正社員として会社が厚生年金に加入していない人はすべて「自営業」の感覚で老後のことを考える必要があります。
まず、自営業者が加入する年金制度について確認してみますが、これは国民年金に入ることになります。国民年金の場合、保険料は自ら所定日までに納めなければなりません。会社員が自動的に天引きされて給与から自動的に引かれるのとは大きな違いです。
保険料は、2012年度は14,980円となっています(毎年度改定あり)。これを20歳から60歳になるまでの間納めなければなりません。40年しっかり保険料を納めた場合、国民年金(老齢基礎年金という)の額は78万6,500円くらいです(2012年度)。これは月額にして65,541円ということになります。もし未納していた期間があった場合は、これを未納していた期間で按分してカットします。仮に40年中30年しか納めていなければ、年金額は4分の3、つまり43,694円という具合です。

自営業者にとっては高い保険料のつもりが、実は安い保険料で悪くない年金になる

国民年金については「これくらいしかもらえないの?」という声を良く聞きます。一方で、「がんばってちゃんと保険料を納めているのに」という声も聞きます。いろんな支払いがあり、資金繰りに苦労することも多い自営業者にとって、国民年金保険料を納めることは大変ですが、あまり報われないと感じる人が多いようです。
ところが、会社員の厚生年金に比べると国民年金保険料はかなり安いのです。厚生年金保険料は給与等に一定の「率」で計算されます。執筆時点(2012年8月)では16.412%です。これを会社と本人が半分ずつ負担します。仮に毎月30万円の給料であった場合、毎月24,618円を自動的に引かれていることになります。また、同額を会社は別途負担しなければならず、これも人件費として会社が用意しているわけですから、合計すると49,236円を毎月払っていることになります。国民年金保険料からすれば本人負担だけでも1.5倍近いですし、給料が上がれば保険料額も上がります。
会社員が将来もらう年金について、国民年金分と厚生年金分を合計するとモデルでは月額16.6万円程度の年金になります。現役時代の平均賃金によって年金額は変わるものの、1.5万円程度の保険料が6.6万円の年金になるとすればそう割りの悪い話ではないはずです(国民年金分については国庫負担が2分の1含まれるため、割りが良くなる)。
国民年金を生涯受け取る金額を考えれば保険料を納めるだけの見返りもあります。65歳の男性は19年、女性は24年の老後が平均的に考えられますが、満額の国民年金を20年もらうと1,573万円です(この間の年金額の改定は考慮せず)。
自営業者が個人的に1,600万円の貯金をするのはなかなか大変でしょう。
フリー、ノマドワーカー、個人事業主、自営業者などはきちんと国民年金保険料を納めておくことが大切です。
執筆:フィナンシャル・ウィズダム代表 ファイナンシャル・プランナー/山崎俊輔
掲載日:2012年月09月25日



 
   
    

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