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40代から家を買う?ずっと借りる?(2) ~コスト以外の考慮点~ 【第7回】 - 退職・年金ナビ

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退職・年金ナビ [ 40代からはじめるセカンドライフプラン ]

【第7回】

40代から家を買う?ずっと借りる?(2) ~コスト以外の考慮点~

第6回では、住宅を購入した場合と賃貸の場合のコストの比較方法を紹介しました。今回は自宅の資産活用法と、コスト以外に考慮しておきたい点について考えてみましょう。
「住宅に関する世論調査」(内閣府 平成16年)では、約8割の人が持ち家を希望。その理由は以下の通りです。

(表1)家を所有したい理由
1 同じところに安心して住み続けたいから 55.2%
2 長い目でみると所有したほうが有利だから(資産価値があるから) 23.7%
3 子どもに財産として残したいから 9.2%
4 リフォーム(室内の改造や模様替え)などが自由にできるから 5.1%
5 特にない 5.2%
内閣府 「住宅に関する世論調査(平成16年)」

自宅を活用したリバースモゲージ

調査結果(表1)でもわかるように、住宅の資産価値を考える場合、子どもに残す財産としてよりも、自分たちの資産として活用できる方が重視されています。リタイア後の足りない生活資金を補う方法として、自宅を担保にお金を借りる「リバースモゲージ」という方法があります。借入の限度額は土地評価額の5~8割まで、返済方法は死亡時に利息と元金を一括返済するか、または毎月利息分だけを返済し、死亡時に元本を一括返済するなど、金融機関によってしくみが異なります。死亡後に自宅を処分して返済すればよく、自宅に住みながら資産として活用できるのが魅力です。民間の金融機関や、地方自治体、社会福祉協議会といった公的な機関でも導入しています。土地付の戸建てが対象という機関が多いものの、一部では条件を満たせばマンションも対象としています。ただし、地域が限られる場合や、担保評価が定期的に見直される点、金利は変動金利であることなどが注意点です。リバースモゲージを活用している例はまだ多くありませんが、今後商品が増えてくると、老後資金の一部として活用しやすくなるでしょう。

40代からの住宅購入の注意点

前述の調査では、同じ住宅に住み続けたいとは思わない人(どちらかというと~も含めて)は8.7%と低いものの、その理由として、「その時々の家族の状況(子どもの成長に合わせて,親の面倒をみるなど)にあった住宅に住みたいから」(34.6%)とライフスタイルの変化に対する柔軟性を挙げています。将来子どもが独立すれば、今必要な間取りは不要になるかもしれませんし、健康状態次第では老人ホームへの入居を考えるかもしれません。若い時に住宅を購入しても同様の懸念はありますが、遅くなればなるほど、ライフスタイルの変化までの時間が短いことも念頭に入れておきましょう。
健康に不安を持ち始める人が多い40代ですが、ローンの契約の際、健康状態に問題があると団体信用生命保険に加入ができずに、利用できるローンが限られることがあります。また、返済期間を長く設定すると、毎月の返済負担は軽くなるものの、リタイア時に残高が多く残ることになります。住宅を購入する場合は、完済年齢を意識した返済計画を立てましょう。
執筆:ファイナンシャル・プランナー/田辺 南香
掲載日:2010年月4月19日
プロフィール
ファイナンシャル・プランナー(CFPR)
田辺 南香(たなべ みか)
大学卒業後、情報出版会社に勤務。社内のITコンサルタントから、ファイナンシャル・プランナーへ転身。心豊かな生活を実現するお金のコンシェルジュとして、ライフプラン・保険・資産運用などに関するアドバイス・執筆・セミナー講師などを中心に活動している。


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