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家族にも家計にも優しい収入保障保険を活用しよう - 退職・年金ナビ

 

退職・年金ナビ [ 保険の買い方選び方 ]

【第6回】

家族にも家計にも優しい収入保障保険を活用しよう

遺族の生活費保障に適した収入保障保険  

葬儀費用に残された家族の生活費や教育費‥、お子さんの居る一家の大黒柱には、もしもに備えて準備すべき保障が盛りだくさん。今回は、そんなファミリー世帯の生活費保障に適した収入保障保険をご紹介します。
収入保障保険は、定期保険の一種で、「毎月(毎年)○万円ずつ△歳まで」というように、保険金を分割して受け取るタイプの死亡保険※。「分割して受け取れる」というのが、ポイントです。従来、死亡保険というと、保険金を一括で受取る商品が一般的でしたが、いざ保険金を受取った後のことを考えてみると、遺族の生活費として使う部分は、一度にではなく、定期的に取り崩してゆくのが実情。それ故、一括で多額の保険金を手にしても、「どの程度のペースで使って良いかわからない」と戸惑う方も多いようです。収入保障保険であれば、お給料のような感覚で受け取れるので、計画的に保険金を使うことができるのです。

保障額も保険料もムダがなくとても合理的  

お馴染みの平準定期保険と比べてみましょう。平準定期保険は、保険期間が終わるまで保険金額が変わりません。これに対して、収入保障保険は、保険対象者が死亡する時期によって、受け取る保険金の総額が変わります。たとえば、40歳の男性が「毎月20万円ずつを、子供が独立する60歳まで受け取る」プランに加入した場合。受取総額は、契約直後に死亡すると4,800万円、5年後では3,600万円、と言った具合に、時間の経過と共に減ってゆきます(イメージ図参照)。
実は、遺族に必要な生活費の総額は、お子さんの成長と共に減少してゆきます。つまり、平準定期保険のように保険金額が一定の場合、保障が過大となり、その分、余計な保険料を支払う時期が発生してしまうのです。収入保障保険ならば、必要な時期に過不足のない保障を確保することができ、とても合理的です。
また、ファミリー世帯は、教育費などの出費が嵩むため、必要な保障を確保しつつも保険料はなるべく抑えたいもの。収入保障保険は、保障額が減っていく分、平準定期保険に比べ保険料が安く設定されています。たとえばA社においては、前述のケースで、平準定期保険の保険料が月々18,144円。これに対して収入保障保険は7,060円と半額以下になっています。

ニーズにあった商品を上手に組み合わせよう  

このように、収入保障保険は遺族の生活費保障としてメリットの多い商品と言えますが、注意点もあります。遺族の生活費保障でも、保険金を一括で受け取りたいという場合や、葬儀費用や進学時に必要な一時金など、まとまった金額の準備には適していません。保険金を一括で受け取る事も可能ですが、その場合には、分割受取に比べて受取総額が少なくなってしまいます。たとえば、「葬儀費用は終身保険で」「教育費は保険金額が徐々に減少してゆく一括受取タイプの逓減定期保険で」と言うように、それぞれにあった商品を上手に組み合わせることが大切です。最後に、死亡保険金受取時の課税方法は、一括受取の場合と異なりますので、事前に必ず説明を受けましょう。
収入保障保険と平準定期保険のイメージと保険料例
収入保障保険と平準定期保険のイメージと保険料例
※今回は、死亡時から保険期間終了時までの期間を受取期間とする「歳満了年金タイプ」を前提に説明しています。この他、年金受取期間が、死亡時期に関係なく「10年」など予め決まっている「確定年金タイプ」があります。
執筆:ファイナンシャル・プランナー 杉田ゆみか
所属:プラチナ・コンシェルジュ
掲載日:2011年月04月05日

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