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健康をアピールして安く保険に入ろう (リスク細分型保険) - 退職・年金ナビ

 

退職・年金ナビ [ 保険の買い方選び方 ]

【第7回】

健康をアピールして安く保険に入ろう (リスク細分型保険)

生命保険に入る時、同じ保障内容ならば、少しでも保険料を安くしたいというのは、誰もが思うこと。健康やたばこを吸っていないことをアピールして、割安で入れる保険を検討してみてはいかがでしょう。
民間の保険の場合、保険金の支払いが発生する確率が低い人には保険料を安く、支払う確率が高い人には保険料を高くするという考え方が一般的です。そのため、年齢が高くなるにつれ、保険料が高くなる傾向にあります。さらに、年齢が同じであっても、健康状態が良好な人やたばこを吸わない人は病気になりにくい、死亡率が低いという理由から、保険料を割り引く保険も増えてきました。これらリスク細分型保険は、“健康体(優良体)割引”“非喫煙(ノースモーキング)割引”など各社で名称は異なりますが、概ねその組み合わせで割引保険料が設定されています。

各社で異なる判定基準と割引率 

“健康体”とは、健康診断などによる結果が良好で、さらに肥満度を表すBMI値や血圧が基準を満たしていること。それらの条件は、各社で若干異なります(表1)。たとえば、BMI値(※1)は、【 18.0<BMI<27.0 】と、太り過ぎはもちろん、痩せすぎでも適用されません。“非喫煙割引”は1年間(または2年間)たばこを吸っていないこと、かつ唾液検査によるニコチン量が一定値以内となっています。最近、受動喫煙の問題も取り沙汰されていますが、たとえ1年間禁煙していても、家族や職場の環境によって、ニコチン検査でNGとなる場合もありますので要注意です。
(表1)各社の基準と保険料
(表1)各社の基準と保険料
保険料は表の通り、標準体ではA社が安くなっていますが、たばこを吸わない健康な人はC社、たばこを吸っているが健康という人はB社など、区分や年齢・性別・保険金額などによって、どの会社の保険料が安いか違ってきます。つまり、割引率も各社で大きく異なるわけです。全ての保険会社、保険種類にこのような割引があるわけではありませんが、保険の相談をする場合、先に自分の健康状態や喫煙の条件を窓口担当者に伝えて、その条件の中で一番いい提案をもらうことをお勧めします。

更新時の手続きも要チェック  

次のポイントは、健康体や非喫煙体の割引がいつまで続くかということ。更新型の保険では、更新時に再検査が必要なケース、不要なケースなど各社で対応が異なります。中には、健康体で契約しても、更新時には標準体になってしまう保険もあり、その場合は今の契約を解約して再契約が必要です。喫煙は自分の意思でコントロールできますが、健康状態は思い通りにいかないこともありますので、健康な人にとっては割引がずっと続くタイプの方がメリットが大きいでしょう。反対に、更新ごとに再検査のある商品は、途中から割引してもらえることも可能。いずれにしても、予め確認しておくことが大切です。
自分自身の財産である“健康”や“禁煙”を最大限活かした保険選びをお勧めします。
執筆:ファイナンシャル・プランナー 田辺 南香
所属:プラチナ・コンシェルジュ
掲載日:2011年月04月18日

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