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ガン保険のチェックポイント - 退職・年金ナビ

 

退職・年金ナビ [ 保険の買い方選び方 ]

【第12回】

ガン保険のチェックポイント

日本人の死因第一位である「ガン」。最近では、医療保険は要らないけれど、ガン保険には入っておきたいという人も増えているようです。今回は、ガン保険を選び際のチェックポイントをご紹介しましょう。

診断時には一時金、入院保障は日数制限なし

ガン保険は対象をガンに特化することで、比較的高額な保障を割安な保険料で備えることができます。主な特徴は、ガンと診断された場合に、まとまった額の一時金が支払われること、そして、入院給付金が日数無制限で支払われることです。ただし、モラルリスクに対応するため、原則として、保障が始まるまで3カ月の待機期間があるので注意が必要です。
一般的なガン保険は、「診断」「ガン入院」「ガン手術」の保障をベースに、「通院」や「先進医療」「死亡」といった保障を組み合わせる形で構成されています。また最近は、金銭の給付以外に、セカンドオピニオンやカウンセラーによる相談といった「現物給付」を付加する傾向も目立っています。

選択のチェックポイント

ここ数年、割安で保障の手厚いガン保険が続々と登場しています。選ぶ際には、どのような点に注意をすればいいのでしょうか。図版にチェックポイントを挙げましたが、特に注目したいポイントを見ていきましょう。
ガン保険を選ぶ際のチェックポイント
保険期間 終身型/更新型(何歳まで保障か。更新後の保険料など)
一時金 診断給付金の額
診断給付金の支払い基準(上皮内新生物など)
診断給付金の支払い回数
その他のまとまった給付金(年金・所得補償など)
入院・手術保障 入院日額
手術の倍率
通院保障 支払い条件と日額
先進医療保障 上限
死亡保障 有無と保障額
金銭以外の保障・サービス 専門医紹介・セカンドオピニオンなど
保障の開始 待機期間
保険料の支払い 終身払い/短期(有期)払い
◆診断給付金
診断給付金は商品によって、初めてガンと診断された時に1回だけ支払われるタイプと、複数回支払われるタイプがあります。ただし、複数回出るタイプも、2回目以降は2年以上経過しているなどの条件があります。また、比較的初期のガンである上皮内新生物の場合、給付金が減額されたり、保障されない商品もあるので注意が必要です。
診断給付金の額は、「入院給付金1万円/日、診断給付金100万円」といった具合に、入院給付金の100倍に設定したプランが一般的。中には、この倍率を、200倍とか300倍に変更できる商品もあります。つまり、診断給付金をより充実させたいと考えるなら、入院保障はそのままに、診断給付金だけを200万円にするといったことも可能なわけです。
◆通院給付金
最近は、医療技術の進歩や国の医療費抑制策によって、入院日数の短縮化が進み、ガンになっても、入院を伴わない手術や通院治療で対応するケースも増えています。そこで今後は、通院保障や継続的な治療に対する給付など、入院日数に関わらず給付される保障を重視することが大切になると言えるでしょう。
◆先進医療
医療技術の進歩とともに、治療費は高額化の傾向にあります。特に、一般の医療と比べて治療効果が高いとされる「先進医療」の中には、平均的に300万円以上の費用がかかる治療もあり、また、健康保険が適用されずに全額自己負担となります。そのため最近の商品では、先進医療にかかる費用を一定限度まで保障するタイプが主流となっています。
かつて「不治の病」とされていたガンは、今では「治る病」、いえ、自ら「治す病」と言えるかもしれません。万一の際にも経済的な不安なく、積極的に闘って克服できるよう、日ごろから備えておきましょう。
ファイナンシャル・プランナー/プラチナ・コンシェルジュ 代表取締役 和泉 昭子
所属:プラチナ・コンシェルジュ
掲載日:2011年月06月14日

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