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定額年金保険で手軽に確実にセカンドライフの資金準備を - 退職・年金ナビ

 

退職・年金ナビ [ 保険の買い方選び方 ]

【第17回】

定額年金保険で手軽に確実にセカンドライフの資金準備を

老後資金に活用できる個人年金保険

公的年金だけでは老後の生活が不安、ゆとりあるセカンドライフを送りたいという方には、私的年金である個人年金保険という選択肢があります。銀行でも円建て、外貨建て、変額など様々な個人年金保険が販売されており、選択に悩むところです。
個人年金保険には大きく、契約時に将来受け取る年金原資額が分かっている定額年金保険と、運用実績によって受け取る年金額が変動する変額年金保険があります。今回は、老後資金を確実に準備したいという方に向いている定額年金保険をご紹介します。

定額年金保険の仕組み

銀行で販売されている定額年金保険は、まとまった金額を一時払い保険料として支払い、据置期間終了後、年金原資を分割して年金として受け取るというものが多くなっています(商品によっては積立のように毎月決まった保険料を支払っていくものもあります)。契約時に保険会社の定める予定利率により年金原資も確定しますので、途中解約しなければ元本割れの心配がなく、確実に老後の年金を準備したいというニーズに合致します。
また、「保険」という名の通り、据置期間中に被保険者が死亡したときには、支払い保険料相当額の死亡給付金を受け取ることができます。
定額個人年金の基本的な仕組み

貯蓄と比較してのメリット・デメリットは?

では、老後資金を貯蓄で準備した場合と定額年金保険で準備した場合の違いを見てみましょう。
老後に備える資金を貯蓄で準備する場合、元本は保証されますし、金利上昇局面になった場合には有利な商品に預け替えて殖やすこともできるというメリットがあります。また、使う時には、まとまった金額でも、月々少しずつでも、自分の好きなように使うことができます。
一方、定額年金保険の場合は、契約してしまえば年金の支払いまで任せきり、といった手軽さがあります。条件を満たせば、払い込み保険料に対して個人年金保険料控除や生命保険料控除を利用することができ、死亡保険金に対しては生命保険の非課税枠(500万円×法定相続人)も利用できます(非課税枠の適用は縮小の方向です)
ただし、途中解約すると、返戻金が払込保険料を下回ることがありますので、注意が必要です。また、今後、市場金利が上がっても、原則的に契約時の予定利率は維持されたままですので、金利上昇の恩恵を受けられません(商品によっては一定期間ごとに市場金利を反映して利率が変動するものもあります)。
最近は、相対的に高い金利の、豪ドルや米ドル、ユーロ建てといった外貨建ての個人年金保険も注目されています。外貨ベースでの年金額は予め決められていますが、円ベースで見ると、為替の動向によって将来の受け取り額が変わるので注意が必要です。円安になっていれば為替差益が得られますが、円高が進んでいると元本割れのおそれがあることも認識しておきましょう。

老後のライフプランによって受け取り方を選ぼう

年金の受け取り方は、あらかじめ決められた期間、毎年同額の年金を受け取る「確定年金」、生存している限り一生涯受け取る「終身年金」(保証期間付きが一般的)、「一括受取」など、様々です。契約時に決めた方式を年金受取時に変更できる商品も多いので、老後のライフプランに合わせて受け取り方も上手に選びたいですね。
執筆:ファイナンシャル・プランナー/福島佳奈美
所属:プラチナ・コンシェルジュ
掲載日:2011年月08月15日

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