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海外旅行保険のしくみと上手な選び方 - 退職・年金ナビ

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退職・年金ナビ [ 保険の買い方選び方 ]

【第30回】

海外旅行保険のしくみと上手な選び方

円高傾向が続く中、夏休みや年末年始などを海外で過ごす方も増えていますね。荷物の準備はバッチリなのに、成田に到着して海外旅行保険に加入していなかったことに気付き、慌てて加入した経験はありませんか?旅行保険は何も起こらなければ掛け捨て。したがって圧倒的に掛け捨てになるケースが多いのですが、海外では自分の安全は自分で守るもの。慌てていても加入する方は多いようです。今回は海外旅行保険の上手な選び方についてみていきましょう。

海外旅行保険にもリスク細分型が登場

銀行で生命保険も扱うようになったことはご存じの方も多いと思いますが、実は海外旅行保険を扱っている銀行もあり、銀行のウェブサイトからインターネットで契約できるのです。
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従来の店頭販売は、旅行日数(何泊何日)に応じ補償内容が決められているパッケージ型です。したがってパッケージ全体が「最低限」「標準」「手厚い」というように分けられ、最も手厚くしたい補償を満たすためには不要な補償も手厚くしなければならず、その結果保険料も高くなっていました。この「海外旅行保険の常識」を変えたのが、インターネット契約の海外旅行保険です。この保険の最大の特徴は、オーダーメイドの保険が設計できること。たとえば「死亡」「後遺障害」「治療」「携行品」「救援費用」など、補償項目ごとに保険金額を選択できるので、手厚い補償と最低限で良い補償を組み合わせるなど、旅行スタイルに合った保険設計が可能です。
このしくみは直販型自動車保険同様、リスク細分型ということになります。ただし、自分ではよくわからないという人にはおすすめのパッケージ商品も用意されているので心配はありません。

リスク細分型海外旅行保険の保険料のしくみ

銀行のウェブサイト経由で申し込めるリスク細分型海外旅行保険には、保険料についての特徴が2つあります。ひとつは基本的に保険料が安いこと。これは対面販売コストを抑えられることによります。もうひとつはリスク細分型による保険料設定であること。実はリスク細分型保険の場合、注意しなければいけないのは、リスク度合いによっては保険料が割高にもなるケースもあるということです。地域の安全性や地域による保険金支払い額の違い、日本人の渡航頻度、日程などさまざまなデータ分析によって保険料を算出しているので、たとえばアジアなど近場で短期間の日程であれば割安に設定される傾向です。したがって安(全)、近(場)、短(期間)な地域、日程であれば、リスク細分型のメリットをより享受できるといえますが、逆にアフリカや南米などリスクが高めの地域に渡航するようなケースでオーダーメイドすると、従来の店頭販売パッケージ型保険より割高になる可能性も。事前に見積もりを確認しましょう。

リスク細分型海外旅行保険にも弱点が

ところで、リスク細分型の登場により、従来の店頭販売パッケージ型保険は押され気味かというとそんなことはなく、実はまだまだ店頭販売での契約のほうが圧倒的に多いのです。保険料も安くはありませんが、補償内容やサービス面では店頭販売のほうに分があるようです。たとえば、リスク細分型ではスタンダードな補償項目(死亡、後遺障害、携行品、救援者費用など)は揃っていますが、店頭販売の商品は、ロストバゲージのため身の回りのものを購入したり、列車の故障で急遽タクシーを使った、体調不良でオプショナルツアーをキャンセルしたなど、偶発的なトラブルに対してもカバーできるものもあります。保険金額については、治療費や救援者費用が無制限タイプのものも登場しました。海外で手術、入院ともなればいくらかかるかわかりません。入院が長引き千万円単位の治療費になるケースもあることを思えば、“無制限”も決して無駄とは言いきれないでしょう。

自分の立場、旅行スタイル、旅の目的によって上手に使い分け

自分に万一の場合、家族の保障は?
渡航エリアは?
添乗員付きの団体旅行か、個人旅行か?
高価な携行品の所持は?
渡航先でのアクティビティは?
など、旅行スタイルや渡航先での過ごし方などによって、シンプルな補償で足りるのか、プラスアルファまで求めるのか目的を明確して加入することが、最適なコストパフォーマンスを実現するポイントです。掛け捨てのケースが多いからこそ、成田で慌てて加入するのではなく、納得感のある保険を選びましょう。
執筆:ファイナンシャル・プランナー 鈴木暁子
所属:プラチナ・コンシェルジュ
掲載日:2012年01月23日

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