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為替相場の変動要因 - 外国債券ファンド[企画] - 投資信託

 

投資信託[外国債券ファンド[企画] ]

為替編【第3回】

高金利と為替差益

外国債券ファンドの魅力には、日本より高い金利収入が期待できることと、為替益が期待できるかもしれないことが挙げられます。
過去10年以上にわたり、日本国内では超低金利政策が継続されているため、国内の投資対象から期待できる金利収入は微々たるものです。預金金利は年0.4パーセント程度、10年物国債の利回りでも年1.5パーセント程度しかありません。一方で、海外に目を向けると、米国の10年物国債の利回りは年4.6パーセント、オーストラリアで年6パーセント程度、カナダ3.6パーセントと、日本よりずっと魅力的な金利収入が期待できます。新興国では、更に高い金利収入が期待できます。例えば、インドネシアの10年物国債の利回りは約12.4パーセント、マレーシアが約3.9パーセント、ブラジルの9年物国債利回りは約13.5パーセント(いずれも現地通貨建て)です。この日本と比較して高い金利収入が安定して期待できることが、外国債券ファンドに投資する最大の魅力だと言えます。
もう一つの魅力は為替差益が期待できるかもしれない点にあります。外国債券ファンドでは、投資家から預かった資金を外貨に交換してから外国の債券に投資します。ファンドの売却時に購入時よりも円安・外貨高になっていれば、為替差益が期待できます。もちろん売却時に円高・外貨安になっていれば為替差損を被ることになります。老後に向けた資産形成のように長期投資を前提にしている場合、為替の短期的な変動に一喜一憂する必要はありませんし、複数の国の債券に投資するグローバル・ボンド・ファンドでは、全ての国の通貨に対して円高が同時に進むことはないかもしれませんが、為替市場における大きなトレンドが変化した場合には、見直しを検討してみる必要はあります。日ごろ、ファンドの運用レポートなどを読む際に、ファンドの基準価額の変動要因が債券価格の値動きによるものか、為替の値動きによるものかを確認していくことも大切です。
【執筆:トーキョー・インベスター・ネットワーク】
(掲載日:2008年6月27日)

   
    

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