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為替ヘッジのあるファンドとないファンドについて - 外国債券ファンド[企画] - 投資信託

 

投資信託[外国債券ファンド[企画] ]

為替編【第5回】

為替ヘッジのあるファンドとないファンドについて

外債ファンドのように海外の資産に投資するファンドでは、為替リスクを回避するための方策を講じるファンドと、講じないファンドがあります。為替リスクを回避することを「為替ヘッジ」と呼ぶことから、前者を為替ヘッジありのファンド、後者を為替ヘッジなしのファンドと呼びます。
為替ヘッジを行なうかどうかは、ファンドの運用方針においてあらかじめ決められており、外国為替相場の動向によって為替ヘッジを行なうかどうかが変わるものではありません。したがって、為替ヘッジを行なわない方針のファンドでは、外国為替相場が大きく変動しても為替ヘッジを行なうことはありませんし、為替差損によりファンドの基準価額が下落したとしても、それは運用が下手だったことにはなりません。
 

為替ヘッジあるファンド

為替ヘッジのあるファンドでは、為替変動の影響は概ね回避されるので、為替相場が円高に進んでも、基準価額が為替差損による影響を受けることはありません。一方で、円安が進んだ場合でも、為替差益を享受することもありません。また、為替ヘッジを行なうためにファンドの運用会社は、通常、為替予約取引を利用しますが、この取引にはコストがかかり、この分はファンドの基準価額にとってはマイナス要因となります。
 

為替ヘッジのないファンド

為替ヘッジのないファンドでは、外貨高・円安となれば円に換算した外貨建て資産の価値が上昇するために、ファンドの基準価額にとってはプラス要因となります。一時的に円高が進むと、外債ファンドや外貨預金を購入する人が増えるのは、円が強いうちに外貨建て商品を購入することで、将来、円安になったときに、為替差益を狙えると考える人が多いためであると言われています。一方、外貨安・円高が進むと、円に換算した外貨建て資産の価値は下がるので、ファンドの基準価額を押し下げる要因となります。
円高時 円安時
為替ヘッジのあるファンド ・為替差損を被らない
・為替ヘッジコストがかかる
・為替差益は得られない
・為替ヘッジコストがかかる
為替ヘッジのないファンド ・為替差損を被る
・為替ヘッジコストはかからない
・為替差益を得られる
・為替ヘッジコストはかからない
【執筆:トーキョー・インベスター・ネットワーク】
(掲載日:2008年8月1日)

   
    

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