株式・投資信託・ETF・退職・年金 投資に役立つ「ケイゾンマネー」

外債投資の魅力とは - 外国債券ファンド[企画] - 投資信託

 

投資信託 [外国債券ファンド[企画] ]

【第1回】

外債投資の魅力とは

 

1.なぜ外債に投資するのか

投資信託の1つに、外国の債券や社債に投資する「外債ファンド」があります。最近は新興国の発展が期待されているせいか、外国株式ファンドに人気がありますが、ここでは、国際分散投資に不可欠な外債ファンドの魅力をあらためて考えてみましょう。
外債ファンドに投資すると、各国の債券からリターンを得ることができます。数年来、日本の長期金利は1~2%で低い状態となっていますので、国内よりも高い金利で運用できるチャンスがあります【図参照】。
図 主要国の長期金利(10年国債利回り)の状況
図 主要国の長期金利(10年国債利回り)の状況
ActiveManagerよりQUICK作成(2007年12月7日時点)
 

2.なぜ「ファンド」なのか

外国の債券の高い金利水準に魅力を感じたのなら、外債を直接買うことも選択肢の1つです。しかし、「ファンド」としてたくさんの債券に分散投資すれば、個別の国債・社債の価格変動リスクを抑えることができ、長期運用で安定したリスク・リターンの管理ができます。さらに個別の外債は売却時に高い手数料が掛かりますが、公募の「追加型投資信託(オープン型)」ならいつでも追加で購入でき、個別の外債よりも中途換金・解約などが簡単にできます。
実際、日本のような低金利の国だけでなく、欧米の年金などでも、各国の債券に国際分散投資をするのは常識となっています。外国債券に投資することで、「金利」の分散だけでなく、「通貨」の分散もできますので、仮に日本がインフレとなって円安が進んだ場合でも、「インフレリスク」の備えになるのです。
 

3.リスクとリターンを正しく理解しよう

外債ファンドは各国の国債・社債に投資するもので、一般的に株式と比べて期待リターンは低くなります。「金利変動リスク」や、「為替変動リスク」によって元本が減る可能性もあります(※債券の価格変動リスクについては過去記事を参照)。ただ、前出の分散投資の効果を理解して、ポートフォリオの一部に組み込めば長期運用で安定したリターンを得ることにも役立つでしょう。
ちょっとマクロ経済的な見方をしてみましょう。日本のように貯蓄の多い国の投資家が、外債ファンドを通じてこれから発展しようとしている国で発行される国債・社債を買えば、間接的にその国に投資したことになります。「貯蓄余剰」の国から「貯蓄不足」の国に資金が配分されることは、世界経済の発展にもつながるという訳です。諸外国の成長性に投資するなら、株式だけでなく外債もポートフォリオに入れておきたいですね。
【執筆:MoneyLife】
(掲載日:2008年1月7日)

   
    

特集

「証券アナリストの調査手法とこだわり」(全6回)

「証券アナリストの調査手法とこだわり」

証券アナリストの行動パターンをご紹介!個人投資家のリスク回避術を学ぼう。

特集を読む »

おもしろ企業探検隊

おもしろ企業探検隊

平林亮子&内田まさみの「そうだ!社長に会いに行こう」ナブテスコ株式会社

特集を読む »