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外債ファンドの目論見書のチェックポイント- 外国債券ファンド[企画] - 投資信託

 

投資信託 [外国債券ファンド[企画] ]


【第5回】

外債ファンドの目論見書のチェックポイント

目論見書は、ファンドの投資対象や運用方針、販売手数料や信託報酬といった投資家が負担する費用、信託約款の内容などファンドに関する重要な情報が記載されている資料で、ファンドごとに運用会社が作成します。最近は投資信託説明書と呼ばれることが多くなっています。投資信託を購入する人にとって、最も重要な情報源ですので、必ず購入前に読むようにしましょう。
?外債ファンドの目論見書では、ファンドのリスクを理解する上で、次の点をチェックすることが大切です。


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1.どこに投資するか



特定の国に投資するのか、先進国に投資するのか、途上国に投資するのかなど、ファンドがどの国や地域の債券を投資対象としているのかを確認しましょう。





? 債券は、一般に、途上国の債券の方が先進国の債券よりもリスクが高い傾向にあります。また、特定の国の債券に的を絞ったファンドの方が、広範な国や地域に投資するファンドよりもリスクが高くなる傾向にあります。

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2.誰が発行する債券に投資するのか



国や政府関係が発行する債券に投資するのか、事業法人が発行する債券なのかを確認しましょう。





? 一般的に、同じ国の債券であれば、事業法人の債券の方が国債や政府機関債などのソブリン債と呼ばれる債券よりもリスクが高い傾向にあります。

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3.どんな格付の債券に投資するのか



投資適格債券に投資するファンドか、あるいは投機的格付債券に投資するファンドかを確認しましょう。





? 債券は格付機関により信用度がランク付けされており、このランク付けのことを格付と呼びます。一定以上の格付を投資適格債券と呼び、それ以下のものを投機的格付債券と呼びますが、格付の低い債券の方が格付の高い債券よりもリスクが高くなります。

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4.どのくらいの残存期間の債券に投資するか



残存期間の長い債券に投資するのか、短い債券に投資するのかを確認しましょう。





? ファンドが保有している債券の満期(償還)までの長さの平均のことを平均残存期間と呼びます。一般に、平均残存期間が長いファンドの方が、金利の変化の影響を強く受けるので、金利リスクが高いことになります。

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5.為替ヘッジを行なうか



為替ヘッジを行なうファンドか、為替ヘッジを行なわないファンドなのかを確認しましょう。





? 外債ファンドには為替ヘッジを行なうファンドと、そうでないファンドがあります。為替リスクをとりたくない場合には、為替ヘッジのあるファンドを選択しましょう。また、途上国の通貨の方が先進国の通貨よりも変動が大きくなる傾向があるため、それだけファンドの基準価額への影響も大きくなります。



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[ 目論見書・運用レポートの読み方 ]

【執筆:トーキョー・インベスター・ネットワーク】
(掲載日:2008年8月8日)



   
    

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