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外債ファンドの運用報告書のチェックポイント - 外国債券ファンド[企画] - 投資信託

 

投資信託 [外国債券ファンド[企画] ]


【第6回】

外債ファンドの運用報告書のチェックポイント

運用報告書は、ファンドの保有者に対して、ファンドの運用成績や経過等の情報を提供するための文書です。運用会社が作成し、販売会社を通じてファンドの保有者に交付します。
?運用報告書には、運用実績、基準価額と市況の推移、費用の明細、組入銘柄の売買の状況、組入資産の明細、資産・負債の状況、損益の状況などが記載されていますが、必ずチェックすべきポイントは運用実績と運用経過です。


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1.運用実績



決算対象期間及び過去5年程度のファンドの基準価額の推移や騰落率、純資産総額などの実績が掲載されています。運用報告書の中で最も重要な情報です。ここでは、長期で見て基準価額が上昇傾向にあるか、ファンドの騰落率がベンチマークの騰落率を上回っているかを確認しましょう。ベンチマークの騰落率を下回っている状態が続いているようなら、ファンドの運用が上手くいっていないと考えられます。また、純資産総額の変化をチェックして、急激に減少している場合には、解約が急増していないか、どのような要因で減少しているのかを販売会社などに尋ねてみるとよいでしょう。




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2.運用経過および今後の運用方針



ファンドの運用状況について外債市場の動向と合わせて解説されています。どういう要因でファンドの基準価額が増減したのか、投資対象である外債市況はどのように変化したのか、為替相場はどう推移したのか、それらがどのようにファンドに影響を与えたのか、いわばファンドマネージャーの分析や見解が表現されている箇所です。また、今後の運用方針についてもここで説明されます。




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3.一口当たりの費用明細



運用の際に発生した費用を信託報酬、有価証券等の売買委託手数料、保管費用等が基準価額に対してどれくらいかかっているか報告されています。一口当たりで掲載されていますので、他の同様のファンドと比較することで、費用負担の大きなファンドかどうかを知ることが可能です。




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4.売買および取引の状況



期間中に、売買金額の大きかった銘柄とその買付額・売付額が記載されています。




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5.組入有価証券明細表



期首と当期末(決算日現在)に組み入れている外国債券の明細が記載されています。また、ファンドの資産の国別構成についても通常、ここに示されます。






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[ 目論見書・運用レポートの読み方 ]

【執筆:トーキョー・インベスター・ネットワーク】
(掲載日:2008年8月22日)



   
    

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