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アクティブファンド - 外国債券ファンド[企画] - 投資信託

 

投資信託 [外国債券ファンド[企画] ]

応用編【第6回】

アクティブファンド

 
ほとんどの投資信託には運用の目標とするベンチマークがあり、このベンチマークを上回る投資成果を目指すファンドをアクティブファンドと呼びます。アクティブとは、英語で「積極的な」「活発な」「機敏な」という意味ですが、運用の世界で「アクティブ運用」や「アクティブに運用する」というと、ファンド・マネージャーがファンドに定められた投資方針の範囲内において、自分や運用会社の知識・経験・ノウハウを駆使して投資判断を行い、ベンチマークよりもよい運用成果を目指す運用のことを指します。つまりファンド・マネージャーや運用会社の力量がファンドの運用の良し悪しを左右するファンドであると言えます。
例えば、時価総額が最も大きいファンドとして有名な国際投信投資顧問の運用するグローバル・ソブリン・オープンは、世界の主要先進国のソブリン債券に分散投資する海外債券ファンドですが、同ファンドはシティグループ世界国債インデックスをベンチマークとしています。つまり、グローバル・ソブリン・オープンはシティグループ世界国債インデックスを長期的に上回る運用成績を目指すアクティブファンドということです。
アクティブファンドの運用成績については、同じ期間のベンチマークの騰落率と比較して、ファンドの成績がどのくらいベンチマークを上回ったか、あるいは下回ったかで判断します。運用会社が提供する各ファンドの運用報告書には、次のような比較が掲載されます。
決算期 ファンドの期末基準価額 騰落率 ベンチマーク 騰落率
第10期
(2006/5/5-2007/5/4)
12,310円 3.9% 318.54 3.1%
上記のケースでは、第10期のファンドの騰落率が3.9%であるのに対して、ベンチマークの騰落率は3.1%で、ファンドの騰落率はベンチマークを上回っています。つまり、そのアクティブファンドはベンチマークよりもよい成績を上げるという目標通りの運用成果を上げたということです。一方で、もしベンチマークを下回っていれば、ファンドは目標とする運用成果を上げることができなかったことなりますので、それが長期的に継続するようであれば、投資を継続すべきかどうかを再考する必要があるでしょう
【執筆:トーキョー・インベスター・ネットワーク】
(掲載日:2008年4月14日)

   
    

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