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債券ファンドのベンチマーク - 外国債券ファンド[企画] - 投資信託

 

投資信託 [外国債券ファンド[企画] ]

応用編【第7回】

債券ファンドのベンチマーク

 
ほとんどの投資信託は、運用の目標として、あるいは運用を評価するために使用するベンチマークと呼ばれる評価基準を定めています。アクティブ運用のファンドでは、このベンチマークとファンドの運用成績を比較して、ファンドの運用の良し悪しが評価されます。
債券ファンドのベンチマークには、ファンドが投資対象としている債券市場の動向を現わす債券指数が使われます。米国の債券市場全体に投資するファンドであれば、米国の債券市場全体の動向を現わす債券指数が、欧州の国債に分散投資するファンドであれば、欧州の国債市場全体の動向を現わす債券指数が利用されます。しかし、指数を算出・公表している会社は、金融グループ、大手新聞社、指数専門会社を中心に、世界中に多数存在しているので、同じ国や地域を投資対象としている債券ファンドであっても、実際に採用される指数はファンドにより異なります。どの指数をファンドのベンチマークとするかは運用会社が決定し、目論見書に記載しています。なお、一度決められたベンチマークが運用開始後に変更されることはほとんどありません。
債券指数 算出・公表会社
リーマン・ブラザーズ米国総合インデックス リーマン・ブラザーズ
シティグループ米国国債インデックス シティグループ・グローバル・マーケッツ・インク
JP モルガン・ガバメント・ボンド・インデックス(グローバル) JPモルガン
UBSオーストラリア債券インデックス UBS
FTSE グローバル・ガバメント・ボンド・インデックス フィナンシャル・タイムズ
例えば、米国の債券を投資対象とするファンドがよく採用する債券指数に、リーマン・ブラザーズ米国総合インデックスとシティグループ米国国債インデックスがあります。前者は米国の投資適格の固定利付債券市場を対象としており、国債、社債、モーゲージ証券(MBS)、アセットバック証券(ABS)を含む総合的な債券インデックスです。米国の証券会社のリーマン・ブラザーズ社が算出・公表しています。後者は、米国の国債だけを対象としており、米国の銀行グループのシティグループ・グローバル・マーケッツ・インク社が算出・公表しています。
なお、日本の債券に投資するファンドのベンチマークには、野村證券が算出・公表しているNOMURA-BPI総合、大和総研と大和証券SMBCが共同で開発したDBI(ダイワ・ボンド・インデックス)、シティグループ日本国債インデックスなどがあります。
 
三菱UFJ 外国債券オープン(毎月分配型) 交付目論見書

【執筆:トーキョー・インベスター・ネットワーク】
(掲載日:2008年4月23日)

   
    

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