株式・投資信託・ETF・退職・年金 投資に役立つ「ケイゾンマネー」

【第9回】ホームページは情報の宝庫 - Jリート abc - 投資信託

 

投資信託 [ Jリート abc ]

【第9回】

ホームページは情報の宝庫

J-REITの情報源としてお勧めなのは、情報が早く、その量も豊富なインターネットです。今回は、投資を検討する際に役立つ情報をお伝えします。

 

J-REIT全体の動きを見たいなら

●東証ホームページ

J-REIT全体の推移を知りたいのであれば、東証REIT指数の動きに着目しましょう。東証 REIT指数は、東京証券取引所に上場するJ-REIT全銘柄を組み入れた株価指数です。具体的には、2003年3月31日の時価総額を1,000として現在の時価総額のレベル感を示すもので、その増減を見るとJ-REIT市場全体の浮き沈みがわかります。東証のホームページにアクセスすると、東証 REIT指数のリアルタイムグラフ、ヒストリカルグラフ(過去の動き)を見られるほか、過去データをエクセル形式でダウンロードすることができます。

東証ホームページをみてみよう

 

●不動産証券化協会ホームページ

J-REIT全体について、もう少し広い視点から光を当てるには、不動産証券化協会(以下、 ARES)のホームページが役立つでしょう。ARESでは、東証REIT指数の推移と主要指標の比較やJ-REITの時価総額の推移などのグラフを掲載しています。「J-REIT上場投資法人の紹介」として、各REITの特徴などを整理した一覧や決算情報の一覧も掲載されているので便利です。他にも、「ARES J-REIT Property Database」では、J-REITの保有物件の収支や鑑定評価額のデータを元に算出した指標を参照することができます。また、「J-REITは初めて」という方にとっては多少難しいかもしれませんが、専門家によるコラム掲載もあり、参考になります。

不動産証券化協会ホームページみてみよう

 

各REITの詳細を知るためには

個別REITの情報を得るためには、それぞれのホームページへアクセスするのがお勧めです。各REITのホームページでは、単に企業の概況や事業、経理の状況といった企業情報を記載した「有価証券報告書」などを載せるだけでなく、日頃そういった書類を見慣れない人、情報を手っ取り早く取りたい人に配慮した工夫が見られます。

たとえば、日本ビルファンド投資法人(以下、NBF)では、トップページの左下部分に「NBF最新データ」として、保有物件数、取得価額計(資産規模)、1口当たり分配金額、稼働率を掲載しています。その下に続けて載せているのは、「決算情報」、「株価情報」です。重要な情報は、トップページですぐに見られる工夫がされています。

一歩踏み込んで、「このREITの特徴は?」という疑問に答えてくれるのが、「NBFについて」です。トップページのタブをクリックすると、特徴や投資運用方針などを知ることができます。「運用不動産の概要」では、不動産ポートフォリオやその稼働率を、「IR情報」では、業績やその予想が記載されている「決算短信」をはじめ、「資産運用報告」、「有価証券報告書」などの閲覧が可能です。最近の動向を知るには、ニュースリリースをチェックしましょう。資金の借り入れや資産の取得、譲渡などの報告を見ることができます。

各REITのホームページの形態は一律ではありませんが、いずれも豊富な情報を入手できるようになっています。グラフを多用するなど、見やすさにも訴えていますから、是非一度見に行ってみましょう。保有不動産の写真を眺めるだけでも、そのREITのイメージが湧いてくるかもしれません。

 


日本ビルファンド投資法人のホームページより
 

執筆:ファイナンシャル・プランナー 久谷 真理子
所属:プラチナ・コンシェルジュ
掲載日:2009年11月19日

   
    

特集

「証券アナリストの調査手法とこだわり」(全6回)

「証券アナリストの調査手法とこだわり」

証券アナリストの行動パターンをご紹介!個人投資家のリスク回避術を学ぼう。

特集を読む »

おもしろ企業探検隊

おもしろ企業探検隊

平林亮子&内田まさみの「そうだ!社長に会いに行こう」ナブテスコ株式会社

特集を読む »