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投資方針 - 目論見書・運用レポートの読み方(第9回) - 投資信託

 

投資信託 [ 目論見書・運用レポートの読み方 ]

【第9回】「投資方針」
目論見書に記載されているファンドの運用に関する重要なポイントの一つに「投資方針」が挙げられます。ファンドによっては、「運用方針」「投資プロセス」「銘柄選択のポイント」といった見出しを付けている場合もあります。ファンドを理解する上でとても大切な情報です。
投資方針には、基本的に、投資対象としている株式市場や債券市場に存在する数多くの銘柄の中から、どのような点に重点を置いて銘柄を絞り込んでゆくのか、組入銘柄を決定する際には、各銘柄のどのような点を重視して決めるのかが説明されています。また、ベンチマークの有無やその説明、海外に投資するファンドであれば、為替ヘッジについての方針もここに記載されています。マザーファンドを通じて投資するファミリーファンド方式のファンドか、あるいはファンド・オブ・ファンズかについてもこの項目に記載されます。
例えば、株式ファンドであれば、ボトムアップアプローチを採用しているのか、トップダウンアプローチを採用しているのか、組み入れる銘柄については、割安性を重視するのか、成長性を重視するのか、その場合には、どのような投資尺度を使っているかなどが含まれます。国別あるいは業種別の配分をどのように決定するのかについても投資方針に含まれます。
一方、債券ファンドであれば、国債に投資するのか社債に投資するのか、どの国の債券に投資するのか、組み入れる債券の信用度について、投資対象を例えばAA格以上の債券というように限定しているか、ファンドの平均格付に制限を設けているか、信用度による配分や、国別・通貨別の配分はどのように決定するかが説明されています。
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(トーキョー・インベスター・ネットワーク、掲載日:2007年5月2日)


   
    

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