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独自に選定した新興銘柄の空売りが可能に。 短期売買の利益を狙う機会拡大に寄与

金融最前線

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松井証券は3月27日、「一日信用取引」で新興市場などの人気銘柄を空売りできる「プレミアム空売り」サービスをスタートさせた。国内株式市場の先行き不透明感が高まるなかで、個人投資家の取引ニーズに対応した格好だ。同社営業推進部シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎氏に「プレミアム空売り」サービスの概要を聞いた。

値動きが大きく空売りニーズが高い24銘柄を取扱い

松井証券「プレミアム空売り」サービスの対象銘柄は以下の24銘柄
(2014年4月2日現在)

銘柄名
2121 ミクシィ
2160 ジーエヌアイグループ
2489 アドウェイズ
3662 エイチーム
3679 じげん
3680 ホットリンク
3683 サイバーリンクス
3686 ディー・エル・イー
3727 アプリックスIPホールディングス
3765 ガンホー・オンライン・エンターテイメント
3793 ドリコム
3843 フリービット
銘柄名
4576 デ・ウエスタン・セラピテクス研究所
4583 カイオム・バイオサイエンス
4587 ペプチドリーム
4978 リプロセル
5940 不二サッシ
6079 エナリス
6092 エンバイオ・ホールディングス
6810 日立マクセル
6871 日本マイクロニクス
7777 スリー・ディー・マトリックス
7779 CYBERDYNE
9424 日本通信


営業推進部シニアマーケットアナリスト 窪田朋一郎氏

「ボラティリティが高い銘柄で売建てしたいと考えるお客さまは多いのですが、新興市場を中心に貸付株式の調達が難しい銘柄が多いのも事実。そのニーズにお応えするために、当社が独自に銘柄を選定・調達し、空売りできるようにしました」(窪田氏)。

制度信用や無期限信用(一般信用)で空売りできない銘柄のうち、値動きが大きく空売りニーズが高い銘柄が取扱対象になるという。現在は上記24銘柄だが、空売りニーズや貸付株式の調達コストを勘案しながら随時入替えしていく予定だ。


貸付株式の調達が難しい銘柄であるため、調達にかかるコストとして個人投資家は「プレミアム空売り料」を負担することになる。プレミアム空売り料は銘柄やその値動き、需給に応じて日々変動して決まるという。「1日につき1株あたり、前営業日終値の1%を上限としていますが、そこまでいくことはほとんどないとみています。たとえばガンホー(3727)では、前日終値が600円だとすると、1回の取引に対して1円くらいになる見立て。ガンホーの呼値(株価の刻み幅)は1円なので、1円抜ければ収支がトントンになる計算です」(窪田氏)。

【「プレミアム空売りサービス」の概要】

「プレミアム空売り」サービスの利用には、大きく3つのポイントがある。
1つめは、当日の各銘柄のプレミアム空売り料は前日に松井証券のホームページで公表されること。取引後に確定する逆日歩とは異なり、事前に公表されるのであらかじめ確認したい。2つめは、売り切れとなった場合。ある銘柄が売り切れになると、その日は空売りできないのが一般的だが、「プレミアム空売り」サービスでは貸株在庫をリアルタイムで管理しているので、買い戻しが入ると在庫が回復し、再度空売りできるようになる。3つめは、特定の個人投資家に取引が集中しないように、1人で1度に空売りできるのは、1銘柄あたり20単元までに制限されていることである。


貸株在庫をリアルタイムで管理しているので売り切れが少ない

「信用取引における証券会社の貸株在庫は通常、当日の上限を設定しないで管理しているところがほとんどでしょう。空売りが増えた場合、証券会社は証券金融会社に株式の調達に走るわけです。つまり、後から調達する。この場合、証券金融会社から調達できる銘柄でなければ空売りできないことに加え、需給がひっ迫すると逆日歩の形で個人投資家が予期せぬコストを支払うことになります。当社の「プレミアム空売り」サービスは違います。『一日信用取引』の仕組みを活用して事前に株式を調達、その範囲内でリアルタイムに在庫管理をしています。そのため、あるお客さまが希望する銘柄が売り切れになっても、他のお客さまから買い戻しが入れば、すぐに売り切れ状態が解消するようになっています。リアルタイムで在庫管理を行って売り切れ状態を極力少なくすることができるのは、当社だけの仕組みといえるのではないでしょうか」(窪田氏)。

松井証券の「一日信用取引」はこのところ、1日1,000億円ほど、少ない日でも700億円くらいの約定があるという。これは同社全体の売買代金の約半分を占めるほどだ。

「人気の理由として考えられるのは、国内株式市場の先行き不透明感でしょう。ウクライナ問題や中国の景気減速などを受け、ここ1~2年のような株価の右肩上がりは期待できなくなりました。バイ&ホールド(中長期投資家)のお客さまの売買代金は萎縮しているのが現状です。一方のデイトレーダーを中心とする日計り投資家のお客さまは、日々銘柄を替えて取引しますし、値動きが比較的激しい銘柄は何らかの形で常に存在しています。その結果、売買代金は減っていません」(窪田氏)。


銘柄ごとのプレミアム空売り料は毎日変わるので要チェック

現状、国内株式市場は右肩上がりが期待しづらく、1日の中で不安定な下げが多い相場といえるだろう。その典型が2014年3月13日の日本マイクロニクス(6871)の値動き。1日で600円(10%)以上、株価が動いた。このチャートを見ると、値上がり局面よりも値下がり局面の方が圧倒的に多いことがわかる。あくまで一例だが、「プレミアム空売り」サービスで利益を狙えるチャンスが増えているのである。

「その意味で、お客さまのニーズは高いはず。実際に『ニッチだけど意味がある松井ならではのサービスだ』という個人のお客さまの声がありました。『プレミアム空売り』サービスには、(1)残高がそれほど積み上がらない『一日信用取引』、(2)貸付株式をリアルタイム管理する仕組みがある、(3)一般信用の『売り』を提供している(=株券の調達をやっている)証券会社はそもそも少ないなど、当社独自の考えや仕組みが最大限に活かされたサービスといえます」(窪田氏)。

「プレミアム空売り」サービスの対象銘柄は今後、随時増えていく予定だ。手数料であるプレミアム空売り料は銘柄ごとに日々変わっていく。興味のある個人投資家は松井証券のホームページで必ず事前にチェックしたい。


掲載日:2014年4月11日



 
   
    

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