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-3- ポートフォリオ組成の注意点 資産配分と定期的なリバランスが大事 特徴の異なる資産を選び、ポートフォリオを毎年見直そう - 特集 【ETFで始める分散投資】 - 経済トピックス

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特集・コラム [ ETFで始める分散投資 ]

「ETFで始める分散投資」-3- ポートフォリオ組成の注意点 資産配分と定期的なリバランスが大事 特徴の異なる資産を選び、ポートフォリオを毎年見直そう

「個人投資家がハマる罠」に注意、リバランスは継続が大事

小松原氏も、リスクをコントロールするためには「定期的なリバランスが重要です!」と指摘する。実証分析の結果、毎月リバランスをする必要はなく、半年か1年のように期間を定めて行えば、全くリバランスしないより格段にリスクが低減するようだ【図3参照】。
図3 リバランスの効果
図3 リバランスの効果
※期間は1970年1月から2006年12月まで
出所.イボットソン・アソシエイツ・ジャパン
リバランスの方法は大きく分けて2種類ある。1つは毎年1回程度、増えたものを売却して減ったものを買い増す方法である。「健康診断のように、ポートフォリオも定期的に見直す感覚です」(同)。
もう1つが、「許容乖離幅」を定めて、最初の構成比率から何パーセントか各資産の比率が変化したところで、売却・買増を行う方法である。ETFは売却時にも手数料が掛かるため、個人投資家なら増えたものを売却して均すより、ボーナスや給与で下落した資産を買った方が良いかも知れない。
「個人投資家がハマる罠として、値上がりしたものは早めに利食いたいでしょうし、下落したものは買いたくないと思いがちですが、地道にリバランスし続けることが大事です」(同)との指摘もある。下落が続いて心配な時には、買う日を分散する「時間分散」の手法をとると良いだろう。「誰しも、『もう少し待ってから買えば良かった』と必ず後悔しますが、時間分散投資やドルコスト平均法なら『後悔の念』を分散することもできます」(同)。
ETFは主要な株価指数に連動するよう作られた結果、価格変動リスクを緩和できるメリットがある。余り知られていないが、単一の新興国も日本株式の個別銘柄も標準偏差は40~50%程度のため、実は同じくらいのリスク水準なのだ。「しかし新興国の株式でも、MSCI Emerging Marketsのように多くの国や銘柄に分散されたものなら、標準偏差は30%程度で価格変動リスクが和らぎます」(同)ということから、長く国際分散投資を続ける上でETFのメリット・デメリットを理解し、うまく活用してみたい。

【執筆:MoneyLife 片平正二】
(掲載日:2007年12月26日)

 
   
    

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