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-2- タンス株の手続き 思わぬ資産を得るチャンスも 単元未満株などの「手続き」や「裏ワザ」を紹介 - 特集 【株券電子化】 - 経済トピックス

 

特集・コラム [ 株券電子化 ]

「株券電子化」-2- タンス株の手続き 思わぬ資産を得るチャンスも 単元未満株などの「手続き」や「裏ワザ」を紹介

その3 株券が見つかった、でも持って行くのが面倒・・・

思いがけずタンス株が見つかったら、近くの証券会社に株券を持って行き、証券保管振替機構(ほふり)に預託した方が良い。近くに証券会社がなかったり、忙しくて店頭まで行けない場合は、郵便小包で株券を送る「株券ゆうパック」サービスを利用すると便利だ。
株券ゆうパックはほとんどの証券会社が取り扱っており、指定日時に郵便局員が自宅や会社に取りに来てくれるので、忙しいビジネスマンにも利用しやすい。しかも、普通は配送料を証券会社側が負担してくれる。
郵送事故の補償額の上限は1~10億円と各社でさまざまだが、タンス株の時価が1億円以下なら特に問題ないだろう。会社によっては口座開設後に管理手数料が取られるため、少額なら預けないでおいた方が良いと判断する人もいるようだが、ネット証券などでは無料のところもある。株券の入庫後、手続きが済むまでの期間は売却ができないことに注意が必要だ。
そんな中、長野県の八十二証券は株券の受け入れに積極的に取り組んでいる。同社は2006年4月に八十二銀行の完全子会社となり、今年9月にアルプス証券から現社名に変わったばかり。既存顧客にタンス株の預託を促す一方、顧客以外にも地元でチラシを配って告知している。
農村地域などの店舗が少ないところで株券ゆうパックの利用を呼びかけているが、実際は取りに来て欲しいと依頼されるケースも多い。「担当者がご自宅を訪問し、電子化の仕組みなどをじっくり説明します」(経営企画室の田村俊之氏)という。ホームページ上では「株券くん」というキャラクターで親しみやすく株券電子化を解説。八十二グループに入ってからの1年3カ月で、株券の預かり残高は10.6%増えたという。
長野県の場合、地元私鉄の株式を保有していた人が、それを売却して新日鐵や東京電力などを購入したケースもあるようだ。1920年に設立された長野電鉄の個人株主は、地権者が中心だという。「長野に工場を建設した企業の株式をタンス株として保有していた例もあります」(同)ということで、地方の傾向として歴史のある地元企業のほか、電力株・鉄道株・電機株がタンス株になっている可能性が高い。
   
    

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