株式・投資信託・ETF・退職・年金 投資に役立つ「ケイゾンマネー」

外貨預金ならソニー、投信ならイーバンク? ネット証券も含めて、賢く使い分けを - 特集 【ネット銀行の上手な使い方】 - 経済トピックス - 特集・コラム

 

特集・コラム [ ネット銀行の上手な使い方 ]

「ネット銀行の上手な使い方」-2-
外貨預金ならソニー、投信ならイーバンク ネット証券も含めて、賢く使い分けを

特集の第2回目は、ネット専業銀行の円定期預金、外貨預金、投資信託などの運用商品・サービスについて各社の特徴を探る。大手行や地銀でも、ボーナス時期にキャンペーンなどで円定期や外貨預金の金利を優遇するサービスを増やしているが、コスト競争力に優れるネット銀行は普段から高い金利を提示している。一方、最近は投信の取扱本数も増えているが、ラインナップ数や手数料などの面では、まだまだネット証券に分があるようだ。
 各行を比較してみると、円定期ならジャパンネット銀行、外貨預金ならソニー銀行、投信ならイーバンク銀行の利便性が高いという特徴が見られた。自分の投資スタイルを踏まえながら、うまく使い分けてみたい。

(1)円定期預金=3カ月物ならジャパンネット、預入額と期間で選択を

ネット専業銀行の円定期預金の金利を比較したところ、3カ月物ではジャパンネット銀行、1年物ではイーバンク銀行が最も高い水準となった【表1参照】。普通預金金利ではイーバンク銀行の0.35%が最も高いが、預金残高が100万円以上ならジャパンネット銀行も0.35%の金利が付く。イーバンク銀行の場合、1口100万円から大口定期並の金利が適用されるメリットがある。ネット銀行利用者の多くが3カ月から1年程度の短い期間の定期を利用していることを考えると、ジャパンネット銀行が最もお得と言えそうだ。
表1 円普通預金、円定期預金の金利比較表
表1 円普通預金、円定期預金の金利比較表
それぞれの金利は税引き前の年率換算の数字、9月5日時点。大手行平均はみずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行の4行の数字より計算。
※1 預入額100万円以上なら0.35%、1000万円以上なら0.40%となる。
※2 1口100万円の適用金利の数字。
各社公式サイトよりQUICK作成

預金金利が高い秘訣について、ジャパンネット銀行取締役企画部長の杉田浩一氏は「魅力ある金利を提示するため、店舗を持たないメリットを生かしつつ、オープン系のシステムを採用してコストを抑えています」と語る。ネット銀行は、対面で商品説明などを行わない言わばセルフサービスの銀行のため、そのメリットを金利で還元しているというわけだ。
ソニー銀行営業企画部の國津雅央マネージャーも「金利を毎週見直し、市場のレートに近いものを提示するよう心掛けています」と、顧客サービスを重視する姿勢を語る。円金利の金融商品では、MMFが0.535%(野村MMF、8月29日~9月4日の1万口当たりの実績値)、個人向け国債なら第20回債変動10年が年率0.85%、第8回債固定5年が年率1.15%となっている(※個人向け国債の詳細は過去の記事を参照)。大手行や地銀などでも、ボーナス時期に金利優遇キャンペーンなどを行っているが、利率や流動性などを考えれば、ネット銀行の定期預金は相対的に魅力的といえる。

   
    

特集

「証券アナリストの調査手法とこだわり」(全6回)

「証券アナリストの調査手法とこだわり」

証券アナリストの行動パターンをご紹介!個人投資家のリスク回避術を学ぼう。

特集を読む »

おもしろ企業探検隊

おもしろ企業探検隊

平林亮子&内田まさみの「そうだ!社長に会いに行こう」ナブテスコ株式会社

特集を読む »