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【第11回】MSCIジャパンインデックスのETFが登場。グローバルな視点で日本株投資の価値を検証したい 東証ETF

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東証ETF・ETN活用プロジェクト [ なるほど!ETF・ETN ]

【第11回】

ETFプロバイダーに聞く――日興アセットマネジメント

MSCIジャパンインデックスのETFが登場。
グローバルな視点で日本株投資の価値を検証したい

日興アセットマネジメントが設定し、7月27日に上場した『上場インデックスファンド日本株式(MSCIジャパン)』(愛称:上場MSCIジャパン株)。その名の通り、「MSCIジャパンインデックス」という株価指数に連動する投資成果をめざすETFです。東京証券取引所(東証)には2010年7月末現在、TOPIX連動型のETFは4本、日経225連動型2本が上場していますが(テーマ別や規模別は除く)、『上場MSCIジャパン株』に投資する意味はどこにあるのか検証してみます。
グローバルな日本株ベンチマーク「MSCIジャパンインデックス」
今井幸英氏
日興アセットマネジメント
ETFセンター長
今井幸英氏
「TOPIXは東証一部上場すべての銘柄が構成要素になります。日経225は一部上場のうちの225銘柄。対してMSCIジャパンインデックスは、すべての国内の取引所に上場するすべての銘柄を対象とした指数であり、構成銘柄の選択対象範囲は広く、ジャスダック銘柄やリートなども組み入れられています。構成銘柄数は2010年7月末現在で341です」。こう説明するのは、日興アセットマネジメントETFセンター長の今井幸英氏。
「MSCIインデックスとは、MSCI社(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル社)が算出している世界的な株式の指数で、地域・国別、産業別など、さまざまな指数があります。」「MSCIジャパンインデックスもそのひとつ。投資信託や年金基金などの運用パフォーマンス評価のベンチマークとして、世界中の機関投資家に利用されています」(今井氏)。
「MSCIジャパンインデックスの過去の値動きをみると、TOPIXの値動きに近く、若干優劣が出る場面もありましたが、それほど大きな差はなく、日々の動きもほぼ変わりがありません。最大の違いは、同インデックスはグローバル市場において日本株投資のベンチマークとして採用されているケースが非常に多いということでしょう」(今井氏)。海外の機関投資家は日本株式市場の動きをMSCIジャパンインデックスで見ることが一般的ということができそうです。
日経225とTOPIX、MSCIジャパンの推移
日経225とTOPIX、MSCIジャパンの推
信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成
アジアの投資家が買いやすく流動性を高める期待
今井氏は、『上場MSCIジャパン株』の特徴を「グローバルに見て日本株式を代表する指数であること、ETFを運用する会社として運営しやすい=投資家が投資しやすい仕組みであることの2点」としながら、設定にあたっては外国人投資家の利便性も重視したそうです。
東証をはじめとする日本の株式市場ではいま、海外からの外国人投資家の影響力がとても大きくなっています。2009年の売買高では、株式で40%弱、ETFでも30%近くは外国人投資家が占めているほど(東証の統計から日興アセットマネジメント調べ)。ニューヨーク市場に上場して取引されているMSCIジャパンインデックスに連動するETFもありますが、「このところ成長著しいアジアの投資家の積極的な投資が目立っている」(今井氏)といいます。アジアの機関投資家にとってはMSCIジャパンインデックスに連動するETFを通じて日本株に投資する際、現物と同じ日本市場に上場されているETFを活用する方が都合がよく、ビジネスタイム上も時差が小さいので便利なはず。結果として、アジアの投資家の売買により、『上場MSCIジャパン株』の流動性が高まることが期待できるわけです。
TOPIX連動型ETFと日経225連動型ETFなど値動きが似ている金融商品を入れ替えながら運用ポジションを取って投資リターンをねらう投資家にも、『上場MSCIジャパン株』はメリットを生みます。このような戦略においては、似た値動きのETFが複数あることで、ETFのそれぞれの取引を独立させ簿価通算されないようにすることが可能となり、取引の選択肢が増えるからです。「その点でも、TOPIXと日経225に続く、第三の日本株(全体)指数ETFが登場したことで、投資の可能性が広がることにつながります」(今井氏)。
今井幸英氏
日興アセットマネジメント
ETFセンター
小島雄介氏
信託報酬は0.16%(税別)、同種ETFで世界最低水準
『上場MSCIジャパン株』の信託報酬は年間0.16%(税別)。欧米市場に上場されている、MSCIジャパンインデックスに連動することをめざすETFの信託報酬は0.4~0.5%台が多いとされる中で、「同種のETFのなかでは世界最低水準になっています」(日興アセットマネジメントETFセンターの小島雄介氏)。
掲載日:2010年月08月18日/株式会社QBR


 
   
    

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