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第10回 初めての投資でNISA、活用のヒント - NISAの基本のキホン

NISAの基本のキホン

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NISA基礎講座の最後は「初めての投資」でNISAを選んだときの活用のヒントをお届けします。今後もNISAを上手に活用するコツをたくさんお届けしていきたいと考えていますが、NISAを初めての投資のきっかけとして役立てていくためのヒントをご紹介します。

いろいろとNISA活用情報をお届けしてきましたが、どんな勉強も実際にNISA口座を開設し利用してもらわなければ、あなたのメリットとして現実化しません。最後に、NISAを実際に活用するためのヒントをいくつかご紹介します。もしかすると「あ、そうなんだ」というような意外な発見があるかもしれません。

☆ヒント1 NISAは投資初体験の口座しても使っていい!

最初のヒントは「NISAは投資のベテランだけが使う選択肢ではない」ということです。むしろ投資の初心者もベテランもどちらも使える選択肢となっています。
投資についてすでに習熟しているベテランは、運用益が非課税であることに魅力を感じており、積極的にNISA口座開設を検討しているようです。しかし、これが投資初心者がNISAを利用できない理由にはなりません。
むしろ、NISAが志向している「投資した年から5年目の年末まで」という投資期間は、投資の初心者がゆったりと中長期投資をするのに向いています。ベテラン投資家ほど短期的な売買を繰り返して利益を稼ぐことが多いのですが、投資初心者がこうした取引のマネをすることはとても危険です。むしろ中長期的に企業の成長を見守り、値上がり益を手に入れる発想のほうがNISAに向いています。

また、投資初心者向きの商品である投資信託が多数ラインナップされるのもNISAの魅力です。投資信託は投資経験が浅い人も無理のない金額からチャレンジできるうえ、多くの企業に分散投資されたり、投資信託会社のファンドマネージャーが個別企業の投資判断を個人の代わりに行ってくれる便利な金融商品です。

投資初心者にとって、NISAはとても魅力的な仕組みです。金融機関も初めての投資としてNISAを利用してもらおうと、セミナーや相談窓口を設けているようです。ぜひ、利用を検討してみてください。

☆ヒント2 NISAは年100万円投資できなくてもいい!

次のヒントは「年100万円という非課税投資枠は気にしなくていい」ということです。NISAというと100万円の投資ができない自分には関係ないことだと思っている人が意外に多いのです。しかし100万円という枠を気にしてNISAを利用しないのはとてももったいない話です。

確かに100万円までの投資元本について、どれほど儲かっても非課税であるというメリットがPRされています。しかし、投資金額がいくらであっても、運用益の非課税メリットは得られます。10万円の投資であっても、50万円の投資であっても、投資した金額に応じて得られる収益は非課税で手元に残るわけです。
投資初心者や普通の会社員の場合、ぽんと100万円を出すことはできないかもしれません。しかし、NISAで毎月1~2万円の積立をすれば、年間12~24万円の非課税投資が行えます。ボーナスごとに5万円追加すればさらに10万円の非課税投資元本が追加されます。100万円の枠を半分しか使えなくても、結果として大きな財産形成の一歩目になるはずです。

NISAでは投資をした年から数えて5年目の年末にロールオーバーの選択肢があります。最初の5年間の投資はロールオーバーし、次の5年間もコツコツ積立ながら投資を行い、10年後に500万円とその運用益を積み上げていくような使い方でもいいのです。
毎月数千円から積み立てできる投資信託もたくさんラインナップされると予想されています。ぜひNISAで資産形成の一歩目を踏み出してみてください。

☆ヒント3 NISAは毎日株価を見なくても投資できる

投資初心者に多い誤解が「毎日株価や経済ニュースを見なければいけないのでは」という心配です。実は毎日株価を見ないといけない投資と、見なくても続けられる投資があるのです。
何百万円もの資金を一気に個別企業に投入するような投資においては、1日で10%近い値動きになることもあり、1%の値動きが数万円になることもあります。こうした投資方法を選んだ人は毎日の株価の動きがダイナミックに資産の変動につながるため、どうしても毎日株価チェックが必要になります。
しかし、毎月数万円程度の積立から始める投資であれば、日々の数%の値動きはそれほど大きなものになりません。また、投資信託を通じて運用にチャレンジすれば、個別株式のような大きな値動きにはならないため、毎日一喜一憂する必要もありません。

初めての人こそ、NISAで投資にチャレンジ!

また、NISAの場合、利益確定のチャンスは1度限りですから、数カ月から半年くらいのスパンで値動きをチェックし、投資をした年から5年目の年末までのあいだに十分に値上がりしたタイミングで一度売却をすればいいのです。毎日株価をチェックするというより、もっとゆったりとしたタイミングで考えればいいわけです。
経済ニュースなどをチェックすることはとても大切なことです。しかし、仕事に集中できなかったり、家族との時間をおろそかにしてまで、投資する必要はありません。むしろNISAを活用するなら、じっくり、ゆったりと構えて投資をしてみるといいでしょう。

執筆:フィナンシャル・ウィズダム代表 ファイナンシャル・プランナー/山崎俊輔

 
   
    

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