日経平均は6日ぶり大幅反発、米株高受け一時400円近い上げ

2019年06月05日 15時44分

日経平均は6日ぶり大幅反発。4日の米国市場でNYダウは512ドル高と大幅続伸し、今年2番目の上げ幅を記録した。連邦準備理事会(FRB)による早期利下げ観測が強まったほか、中国、メキシコとの通商摩擦への懸念も和らいだ。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで259円高からスタートすると、寄り付き後も上げ幅を広げ、前引けでこの日の高値20800.64円(前日比392.10円高)を付けた。後場に入ると戻り待ちの売りも出て、高値圏でこう着感を強めた。

大引けの日経平均は前日比367.56円高の20776.10円となった。東証1部の売買高は12億8095万株、売買代金は2兆2402億円だった。業種別では、全33業種がプラスとなり、ガラス・土石製品、精密機器、金属製品、非鉄金属、証券が上昇率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の93%、対して値下がり銘柄は6%となった。

個別では、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、ソニー
<6758>、三菱UFJ<8306>など売買代金上位は全般堅調。第一三共<4568>はがん治療薬の試験結果を好感した買いが続き6%超高。キーエンス<6861>、安川電<6506>といった設備投資関連株も上げが目立った。レーティング引き上げ観測の邦チタニウム<5727>や大阪チタ<5726>、米社とのライセンス契約締結が材料視されたサンリオ
<8136>は急伸。また、双信電機<6938>はテーマ株物色に乗りストップ高を付けた。
一方、売買代金上位ではファーストリテ<9983>と花王<4452>が逆行安。ファーストリテは5月の国内「ユニクロ」既存店売上高が2カ月連続の減収となり、花王などディフェンシブ株の一角では資金逃避の動きが見られた。また、前期決算の下振れが嫌気されたアインHD<9627>や5月の売上速報を発表したアダストリア<2685>が東証1部下落率上位に顔を出した。


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