アストマックス---1Qは営業利益・経常利益が黒字転換、ディーリング事業が好調に推移

2020年08月03日 17時40分

アストマックス<7162>は7月31日、2021年3月期第1四半期(20年4月-6月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比7.5%減の16.49億円、営業利益は0.89億円(前年同期は1.03億円の損失)、経常利益は0.57億円(同0.84億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は0.06億円(同5.66億円の利益)となった。

再生可能エネルギー関連事業の営業収益は前年同期比14.0%増の1.91億円、セグメント利益は同62.9%減の0.13億円となった。九州地方の発電所に前年同期間の実績を上回る出力抑制が発令されたことや、地熱開発を含む発電所の開発に係るコストが計画の進捗により増加しているため、若干のセグメント利益にとどまった。

電力取引関連事業は電力販売の減少により、営業収益は前年同期比24.9%減の11.37億円、セグメント損失は0.11億円(前年同期は0.14億円の損失)となった。

小売事業はコスト先行となり、営業収益は前年同期比5,140.9%増の0.35億円、セグメント損失は0.43億円(前年同期は0.14億円の損失)となった。

アセット・マネジメント事業の営業収益は前年同期比18.9%増の0.29億円、セグメント損失は0.22億円(前年同期は0.03億円の利益)となった。東京理科大学が主に出資する大学発ベンチャーキャピタルファンドの営業者としてファンド運営業務等を担い、投資金額の順調な積み上げを継続しており、前期末より新たなファンドの運用業務も受託している。一方、持分法適用関連会社であるアストマックス投信投資顧問では、全体として運用資産残高が前年同期間を下回る水準で推移したことに加え、報酬率が相対的に高い運用資産残高の減少等を受けて運用資産全体の報酬率が前年同期に比べ低下し、同社の営業収益の総額は、前年同期間比で減少した。

ディーリング事業の営業収益は前年同期比482.4%増の2.66億円、セグメント利益は1.42億円(前年同期は0.48億円の損失)となった。原油市場では市場間や限月間の値差を利用した裁定取引で利益をあげることができた。一方、貴金属の裁定取引では、第1四半期連結累計期間も市場間の値差が不安定になり、基準となる理論値からの乖離が続き収益機会は減少したものの、一定の利益を上げることができた。

2021年3月期通期の連結業績予想については、アセット・マネジメント事業及びディーリング事業の業績が経済情勢や市場環境によって大きな影響を受けるため、業績予想は困難として非開示としている。業績予想の開示に代えてアセット・マネジメント事業の運用資産残高及び再生可能エネルギー関連事業の保有発電所の発電状況を月次で開示し、会社業績については四半期毎の決算開示としている。





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