東京株式(大引け)=444円高、主力株中心に買われ2万5000円台乗せ
11日の東京株式市場は、リスクを取る動きが一段と強まり日経平均は上値追いを加速、終値で2万5000円台を大きく回復した。
大引けの日経平均株価は前営業日比444円01銭高の2万5349円60銭と大幅高で7日続伸。東証1部の売買高概算は16億8320万株、売買代金概算は3兆4841億円。値上がり銘柄数は1614、対して値下がり銘柄数は493、変わらずは69銘柄だった。
きょうの東京市場は引き続き主力株を中心にリスクオンの流れに乗る形で、日経平均は勢いよく上昇する形となった。米国株市場ではワクチン開発期待を背景とした経済正常化への思惑が投資家心理を強気に傾け、景気敏感株中心に買いを呼び込んでおり、この流れに追随する地合いとなった。また、米国ではハイテク株比率の高いナスダック総合指数は連日で大きく下げたものの、きょうの東京市場では半導体などハイテクセクターも強い動きを示し、全体相場の上昇を後押しした。前日の日経平均は急騰後に上げ幅を大きく縮小させたが、きょうは朝方高く始まった後も漸次水準を切り上げる強調展開が際立った。全体の74%の銘柄が上昇し、業種別では33業種中30業種が上昇。売買代金は前日の水準には届かなかったものの3兆5000億円近くに達した。
個別では、トヨタ自動車<7203.T>が大きく買われ、ファーストリテイリング<9983.T>も値を飛ばした。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも上値指向。ファナック<6954.T>、日立製作所<6501.T>、日本電産<6594.T>なども上値を追った。明和地所<8869.T>がストップ高に買われたほか、テモナ<3985.T>も一時値幅制限いっぱいに買われた。関西みらいフィナンシャルグループ<7321.T>が急伸、カシオ計算機<6952.T>も高い。
半面、任天堂<7974.T>が大きく値を下げ、ソフトバンクグループ<9984.T>も売りに押された。JAL<9201.T>、リクルートホールディングス<6098.T>なども値を下げた。アクセル<6730.T>が一時ストップ安に売り込まれ、ネクソン<3659.T>も急落した。アイティメディア<2148.T>、ジャストシステム<4686.T>、アイスタイル<3660.T>などの下げも目立った。
出所:MINKABU PRESS
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