東京株式(大引け)=185円安、薄商いのなか下値模索の展開に

2021年07月05日 15時47分

 週明け5日の東京株式市場は、薄商いのなかリスク回避の売りが優勢。前週末の米国株高を引き継げず、日経平均は下値を模索する展開となった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比185円09銭安の2万8598円19銭と反落。東証1部の売買高概算は7億7429万株、売買代金概算は1兆7144億円。値上がり銘柄数は749、対して値下がり銘柄数は1346、変わらずは97銘柄だった。

 きょうの東京市場は思いのほか買い手控えムードが強かった。前週末の米国株市場でNYダウが約2カ月ぶりに最高値を更新、ナスダック総合指数、S&P500指数もともに最高値を更新したことで、リスクオンの流れが期待されたところだったが、国内で感染が広がる新型コロナウイルスを懸念する動きで、東京五輪を契機に感染が更に広がることへの警戒感が売りを誘発した。また、今週後半に予想されるETFの分配金捻出の売りを前に手が出しにくいムードが漂う。ただ、日経平均は一部の指数寄与度の高い値がさ株が大きく売り込まれ下げ幅を拡大した意味合いも強い。値下がり銘柄数は全体の6割強を占めるにとどまった。売買代金は2兆円を割り込み今年最低水準に。前週月曜日も2兆円を割り込んだが今週も週明けは見送りムードの強いスタートとなった。

 個別では、約1300億円という断トツの売買代金をこなしたソフトバンクグループ<9984.T>が大きく株価水準を切り下げる展開となり、ファーストリテイリング<9983.T>の下げも目立つ。エーザイ<4523.T>も下落したほか、トヨタ自動車<7203.T>も冴えない。ソニーグループ<6758.T>も軟調だった。フィデアホールディングス<8713.T>が急落、FOOD & LIFE COMPANIES<3563.T>、エスプール<2471.T>、キャリアインデックス<6538.T>なども大幅安となった。

 半面、レーザーテック<6920.T>が反発に転じたほか、村田製作所<6981.T>が上昇、日本郵船<9101.T>も買いが優勢だった。日立製作所<6501.T>、富士通<6702.T>が値を上げ、リクルートホールディングス<6098.T>も上昇した。エムスリー<2413.T>も堅調。ミタチ産業<3321.T>が値上がり率トップに買われ、TSIホールディングス<3608.T>も値を飛ばした。株価低位のシステムソフト<7527.T>も商いを伴い大幅高。

出所:MINKABU PRESS

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