日経平均は5日続落、1月以来の安値、米株急落でリスク回避

2021年07月20日 15時52分

日経平均は5日続落。19日の米国市場でNYダウは大幅に続落し、725ドル安となった。
世界的に新型コロナウイルスのデルタ株が流行しており、リスク回避ムードが広がった。米10年物国債利回りは1.2%を割り込み、「恐怖指数」とされる米株の変動性指数
(VIX)も節目の20を上回った。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで300円安からスタートすると、前場中ごろには一時27330.15円(前日比322.59円安)まで下落。下値では個人投資家の押し目買いも入ったが、週後半の連休を前に戻りは限定的だった。

大引けの日経平均は前日比264.58円安の27388.16円となった。終値としては1月6日以来の安値水準となる。東証1部の売買高は10億8646万株、売買代金は2兆3941億円だった。業種別では、鉱業、不動産業、非鉄金属が下落率上位で、その他も全般軟調。上昇したのは精密機器と食料品の2業種のみだった。東証1部の値下がり銘柄は全体の76%、対して値上がり銘柄は20%となった。

個別では、任天堂<7974>、ソニーG<6758>、ファナック<6954>が2%超下落したほか、トヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>などが軟調。中小型株では前日ストップ高のファーマF<2929>が利益確定売りに押された。産油国が減産規模の縮小で合意し、INPEX<1605>などは原油価格の下落に連れ安。また、JVCKW<6632>は一部報道を受けた前日の急騰について過剰反応との指摘もあり、東証1部下落率上位に顔を出した。一方、業績上方修正を発表したキヤノン<7751>が賑わい、東証1部上昇率トップとなった。前日の米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)
が小幅ながら上昇し、レーザーテック<6920>は3%超の上昇。新型コロナ向け治療薬
「抗体カクテル療法」の国内承認を得た中外薬<4519>は小じっかり。KOA<6999>は業績上方修正、ワッツ<2735>は増配を好感した買いが入った。


<HK>

 Copyright(c) FISCO Ltd. All rights reserved.

コメント
コメントするにはログインまたはユーザー登録が必要です。
コメントはまだありません。
カテゴリ 「相場概況」 のニュース一覧
日経平均は3日ぶり大幅反発、609円高、祝日中の海外株高で不安和らぐ
2021年09月24日 15時58分
日経平均は続落、米中不確実性見極めたいとの思惑で手仕舞い売り優勢
2021年09月22日 16時00分
日経平均は大幅反落、660円安、中国恒大問題で海外株安波及
2021年09月21日 15時54分
日経平均は3日ぶり反発、海外株の底堅さに安心感、海運や値がさ株が堅調
2021年09月17日 15時54分
日経平均は続落、中国恒大問題を懸念、売り一巡後下げ渋りも
2021年09月16日 15時53分
もっと見る
News
現在の東証市場
終了
現在のトレダビ市場
前場
タイムライン